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【酒飲みの新常識】深酒が原因?こむらがえり予防策 飲んだ後にもたっぷりと…

東スポWEB / 2024年7月7日 10時10分

激痛をともなう「こむらがえり」

「深酒をすると、こむらがえりを起こす」

先日一緒に飲んでいた人生の先輩から、そんな話を聞いた。周辺の酒飲みに聞いてみると、結構な割合で同じ症状を抱えている人がいた。

こむらがえりとは、ふくらはぎ周辺の筋肉が異常な緊張状態となり、強い痛みをともなった痙攣を起こす症状を指す。経験者に言わせると「酔いが覚めるほどの激痛」らしい。

腰のリハビリで通う整形外科のドクターにその話をすると、「明確な理由は定かではないが、アルコールの脱水作用が影響していると考えられる」とのこと。酒飲みなら誰もが分かると思うが、酒を飲むとやたらとトイレが近くなる。これはアルコールによって抗利尿ホルモンが抑制されるため。尿量が多くなると、その分、体内のカリウムが尿とともに排出され少なくなる。実はこのカリウム不足こそが、こむらがえりの主因と言われているのだ。こむらがえりだけならまだしも、長期に渡って大量飲酒を続けると、徐々に筋力が低下、委縮が進むというので注意が必要だ。

こうした症状を防ぐには、飲んでいる最中はもちろん、飲んだ後も水をたっぷりと飲むこと。水分不足を補ってくれるだけでなく、水を飲むことで酒を飲むペースがダウンする効果も。この際、注意したいのは氷抜きの水にすること。冷たい水は下痢を誘引し、脱水状態をさらに加速させるからだ。

また選ぶ酒にも留意したい。酒の中でも特にビール、ウーロン茶割りは利尿作用が高いので、こむらがえりの症状が出やすい人は、最初の一杯程度にとどめておこう。

診療時、担当医にこういう話を聞くと藪蛇になり、「葉石さんもお酒は控えめにしてくださいね」と必ず釘を刺されてしまう。問診票の飲酒習慣の欄には「週1程度」としたはずなのに。多分、肝心な腰痛ではなく、診療代の元を取ろうと、酒に関する取材ばっかりしてるからだな。しばらくおとなしくしておこう。

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