大谷翔平の慰留失敗&〝渋チン〟で「未来を破壊した」 エンゼルス首脳に専門メディアが怒りの鉄槌
東スポWEB / 2024年7月7日 18時20分
昨季まで大谷翔平投手(30=ドジャース)が所属したエンゼルスが低迷を続けている。88試合を終えた6日(日本時間7日)終了時点で、37勝51敗の借金14でア・リーグ西地区の4位に沈む。故障者が相次ぐ誤算もあるが、チーム防御率4・57は同リーグワーストの成績だ。
そんな中、エンゼルスの専門メディア「Halo Hangout」が「2023年トレード期限、大谷のフリーエージェント失敗がエンゼルスの未来を破壊したかもしれない」「エンゼルスの問題ははるか昔にさかのぼるが、2023年は彼らの命取りになったかもしれない」との見出しで、球団首脳の経営と運営方針を徹底的に糾弾した。
同メディアでは「球団は投手への投資を行わず、アンソニー・レンドン(19年オフに7年総額2億4500万ドル)以外の大物をFAで獲得することができず、問題の大部分はモレノオーナーのトップから始まって全体的に経営がうまくいっていない」と名指しで批判。「大谷がまだ在籍しているうちに優勝しようと、2023年のトレード期限で非常に疑わしい資産で将来を部分的に担保しただけでなく、その努力は失敗し、球団は大谷をFAで放出した」とこき下ろした。
さらには大谷を残留させられなかったことや球団の育成に関する姿勢にも「エンゼルスの場合、良い選手を欲しがったが、育成や金銭面の支援はしなかった。大谷のファンとその金は欲しがったが、大谷を引き留めるための労力と金銭を投じる価値があるとは考えられなかった」とし「今やエンゼルスのファームシステムは機能不全に陥っている。今もひどい成績だが、今後もしばらくひどい成績が続くだろう」とどこまでも手厳しかった。
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