小池百合子氏 橋下徹氏に討論会不足指摘され〝的外れ〟回答→再度「討論会の話です」

小池氏（左）と橋下氏

７日に投開票日を迎えた東京都知事選挙で、当選確実となった小池百合子氏（７１）が、同日に放送されたフジテレビ系「Ｍｒ．サンデー 〝七夕決戦〟都知事選ＳＰ」に生出演した。

東京都知事選挙には、過去最多の５６人が立候補。前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏（４１）、前立憲民主党参院議員の蓮舫氏（５６）らが出馬した。

蓮舫氏は６月３０日の街頭演説で、小池氏に３回討論会について打診をしたが公務を理由に断られたという民放幹部の話を紹介していた。

海外からリモートで生出演した橋下徹氏は「今回の都知事選のような選挙を、次世代に残してはいけないと思うんですよ。小池さんは都知事であると同時に、いち政治家なわけですから、僕はもっと対立候補者としっかり討論をやってほしかったです」と述べ、「公務ばかりで、討論会っていうものをメディア中心でやらなかったっていうことは、選挙においては良くないことなんじゃないでしょうかね？」と質問。

小池氏は「街頭演説など本当にひどいヤジが飛んだり。５６人が１つの席をめぐって立候補されると私含めて、このような事態で。ポスターの貼る場所がなかったとか、色々と課題を残しております」と話し、「想定していなかったような事態も発生しているかと思います。法律でございますので、国政において何が必要で何をすべきなのかしっかりと整備をしていただきたいですし、私は現場の状況をお伝えしてまいりたい」と伝えた。

橋下氏は「討論会です。今回していないじゃないですか？」と聞くと、小池氏は「今回はお呼びかけいただいて、私の方はＯＫを出していたにもかかわらず、それが実らなかったということもございました。私は討論ということも重要かと思います」と意見を述べた。