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井岡一翔 5年半ぶり敗戦に涙…今後は明言せず「すぐ再戦やりたい気持ちではない」

東スポWEB / 2024年7月8日 0時5分

試合後、険しい表情で取材に応じた井岡一翔

ボクシングのWBA&IBFスーパーフライ級王座統一戦が7日、東京・両国国技館で行われ、WBA王者の井岡一翔(35=志成)がIBF王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)に0―3の判定で敗れ、王座統一に失敗。今後については明言しなかった。

2018年12月以来約5年半ぶり、1引き分けを挟んで10戦ぶりの敗戦を告げる判定を聞いた井岡は、ぼうぜんと立ち尽くした後、顔にタオルを当てて涙を隠し続けた。初回からマルティネスの多彩な角度から繰り出す高速でパワフルな連打に防戦一方。その初回に右ボディーで相手の動きを止めるなど、ボディー攻めを中心に反撃する場面もあったが、勢いを止められず、最小4点、最大12点差をつけられる完敗に終わった。

マルティネスについて「パワーもあったし、ガードも堅かったし、体の厚みがすごかった。でっかいサンドバッグをたたいているみたいだった」と語った井岡。敗戦を「1ラウンド1ラウンド倒す気で戦った結果。負けは負けとして受け止める。結果が付いてこなかったのは残念ですけど、チームとしてやったことは満足しています」とさばさばと語った。

だが、これが実力なのかと問われると「この日にかけてきた思いが、結果として出なかった悔しさだったり、それを今すぐは受け止められない。徐々に時間とともに言えるとともに、この先、人生として、どういうふうに戦っていくか考えないといけないし、終わったばかりなので、そこまでは考えられてはいない」と返答した。

マルティネス陣営は条件次第ながら、井岡陣営が望むなら再戦もあるとの考えを示しているが「今は、じゃあすぐ再戦やりたいと思うような気持ちではない」と現在は望まない考え。今後についても「タイトルも持っていないし、考えていることが全くの白紙になったので、考えようがない。自分自身とまた向き合って、今後のことを考えたい。今はゆっくりしたい」と語った。

13年以上世界のトップ戦線で戦い続けた〝大みそかの顔〟は再び立ち上がるだろうか。

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