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【F1】角田裕毅 レッドブル昇格のカギは〝大型スポンサー〟 SNSのフォロワー数も有利な材料

東スポWEB / 2024年7月8日 5時13分

ファンサービスを行う角田裕毅(ロイター)

F1のRBに所属する角田裕毅(24)が王者の一員になるのか――。レッドブルはセルジオ・ペレス(34)の不振を受けて、ドライバー交代の検討を開始したと欧米の複数メディアが報道。後任候補に角田の名前も挙がっている。角田が窮地を迎えた王者の救世主になる可能性が出てくる中で、昇格実現に向けては〝大型スポンサー〟を持ち込めるかが大きなカギになりそうだ。

ペレスは6月4日にレッドブルと2年の契約延長が発表される一方で、今季はパフォーマンスが下降の一途。モナコ・グランプリ(GP)とカナダGPでは予選Q1(1回目)で敗退した上にリタイアし、以降も入賞争いに甘んじている。契約延長に対する批判が高まる中で迎えた英国GPでは、6日の予選でまさかのスピン。Q1敗退で19番手となる大失態を演じた。

昨季まで圧倒的だったレッドブルは、近走はマシンの性能面で差がなくなり、マクラーレンやフェラーリの猛追を受けている。このままでは最も重要な製造者部門のタイトルを失いかねない窮地を迎え、ついにペレス更迭へ動き出した。米メディア「アスロンスポーツ」は「レッドブルがドライバー交代の可能性を検討」と報じた上で、後任候補として角田や同僚のダニエル・リカルド、リザーブのリアム・ローソンを挙げた。

それでは本当に角田の昇格は実現するのか。カギとなるのはズバリ、大型スポンサーだ。モータースポーツも扱うマネジメント事務所関係者は「特にF1のような大きな舞台になると、持ち込みスポンサーの影響は大きい」と指摘。実際、ペレスは母国メキシコの大手企業が複数スポンサーを務め、レッドブルに巨額の資金をもたらしており、これが契約延長の決め手になったと欧州各国メディアが伝えている。昇格を争うライバルのリカルドにも米国をはじめ超有名企業がスポンサーに付いている。

一方の角田は、ホンダや複数の企業の後押しこそあるが、ペレスやリカルドと比べると巨額の資金を動かせるスポンサーはいないのが現状。ただ、今後は新規の大型スポンサーが誕生する見込みもあるという。大手広告代理店関係者は「国際的な市場のF1で活躍が目立ち始めていて、SNSのフォロワー数が多い点も有利な材料になる。これから角田選手のスポンサーになる大手企業もあるのでは」と予測した。

角田は日本人男性アスリートで、インスタグラムのフォロワー数(229万)が米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手(801万4000)に次ぐ2位。サッカーの久保建英(レアル・ソシエダード)やボクシングの井上尚弥(大橋)、バレーボールの高橋藍(サントリー)らを上回る人気を誇り、大型契約を模索するスポンサーの動きもあるようだ。ビッグマネーが動けば角田の王者昇格も一気に見えてきそうだ。

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