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【スターダム】ワールド王者・舞華が説く他団体王座戦の意義「業界も変わらないし広がりもない」

東スポWEB / 2024年7月8日 6時3分

赤ベルトを掲げる舞華

女子プロレス「スターダム」のワールド王者・舞華が、古巣マットでタイトル戦を開催する意義を説明した。JUST TAP OUT(JTO)の5周年記念大会(15日、東京・後楽園ホール)で同期の稲葉ともか(21)を迎え撃つV6戦は、同王座史上初の国内他団体開催。一部から批判的な声も届く中、舞華の考えは――。

5月のJTO後楽園大会に出向いた舞華は、ともかにシングルを提案。古巣の5周年記念大会まで保持できればワールド王座をかけて戦うことを約束し、見事に有言実行した。「私はJTOを捨てたわけじゃないし、思い入れのある場所。だから5周年にふさわしい試合、そして今まで見たことないともかを引き出して、お客さんに見せるっていうのも私の役目だと思った」と振り返る。

2011年に創設された同王座は、海外マットでタイトル戦が行われた例はあるが、国内他団体での開催は今回が初。しかも同日昼の後楽園では、センダイガールズ(仙女)のリングで王者・岩田美香VS安納サオリのワンダー王座戦も開催される。まさに異例の事態と言っていいだろう。

舞華は「赤いベルトを持った時、今まで誰もやったことのないことをやりたいって思い描いてたから、その第一歩になった」と胸を張るが、一方でファンの中には「他団体でのタイトルマッチは本当にやめてほしい」と批判的な意見があるのも事実。舞華にも「赤いベルトの王座戦をやるのに、ともかはふさわしくない。舞華は王者として失格だ」という声が届いているという。

これに対し「新しいことをしていかないと、業界も何も変わんないし広がりもない。『同じことやってるの見てて楽しいんか?』って思っちゃう。今は令和ですよ」と主張。「業界を盛り上げるためにも、所属選手の闘志をさらに燃え上がらせるためにもいいと思う。それに私も戦いたいヤツたくさんいるから出向いてもいい。例えば(仙女の)橋本千紘選手とか東京女子とかね」と、今後も他団体出撃を辞さない考えを示した。

周囲の声を黙らせるためにも、ともかとのV6戦は重要だ。だが、4日後楽園大会の前哨戦では物足りなさを感じたという。「もちろん強くなってるし、ともかの蹴りは朱里の次に強いと思う。けど、久しく会ってないのにもかかわらず、まだそのレベルかって思った。私にまだ心配されてるようじゃ、このベルトとスターダムを背負えるわけがない」と厳しい言葉で挑戦者に奮起を促した。

「JTOとスターダムは違う。興行数もだし、選手はいろんなところから来た猛者が集まってるからね。私はそこで戦ってきたから負ける気はしない。全部受け切った上で4年の差を見せつける。そしていろいろ言ってたヤツらを黙らせる」。女子プロ界最高峰王座保持者の貫禄を見せる。

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