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高齢不安のバイデン大統領〝仰天失言〟で強まる撤退圧力 カンペあっても正確に答えられず

東スポWEB / 2024年7月8日 6時5分

高齢が不安視されるバイデン米大統領(ロイター)

先日行われた米大統領選挙の第1回テレビ討論会の低調ぶりで高齢不安に拍車を掛けたバイデン大統領(81)が汚名返上のためにインタビューの機会を増やした中、「私は黒人大統領に仕える初の黒人女性」と仰天失言した。インタビュー内容はバイデン陣営が用意したものだったにも関わらず、失言したことで、バイデン氏への撤退圧力は強まっている。

討論会だけでなく、公の場でバイデン氏はスピーチの途中で言葉が詰まったり、身ぶりが固まったり、誰もいない方向に歩いたり、何もないところで転んだりするようになり、次期大統領候補者としての適性が不安視されている。

バイデン氏は5日、フィラデルフィアのラジオ局WURDのトーク番組「ザ・ソース」でのインタビューで「ところで先ほども言ったように、私は黒人大統領に仕える初の副大統領であり、初の黒人女性であることを誇りに思う」と発言した。

バイデン氏は2009年から2017年まで初の黒人大統領であるオバマ氏の副大統領を務めた。そして自身が大統領になった際には、初の黒人副大統領にして初の女性副大統領となるカマラ・ハリス氏を据えた。ハリス氏を称賛する発言をしようとしたところ、自分とハリス氏を混同した発言をしてしまったようだ。

また、同ラジオで「私が子供のころ、私はデラウェア州で州全体で選出された最初の大統領だった」と意味不明な主張もした。

仰天失言に民主党が混乱する中、この番組の質問内容は事前にバイデン陣営が用意したものだったという暴露が行われた。インタビューを担当したアンドレア・ローフル・サンダース氏がCNNに明かしたもの。ホワイトハウスから番組に8つの質問項目が送られて、その中からサンダース氏が質問したという。〝カンニングペーパー〟があったのに正確に答えられなかったことになる。

さらに匿名のホワイトハウスのスタッフはニューヨーク・タイムズ紙に「大統領はここ数か月、話すスピードが遅くなり、たどたどしく、静かになり、老けた兆候がますます表れている。バイデン氏は私生活でも疲れが増しているように見え、再選を目指すべきではない」と語った。

米事情通は「民主党としては、バイデン氏が自ら撤退を宣言しない限り、誰も現職大統領の出馬を止めることはできません。しかも〝バイデンの門番〟と言われているのは、有罪判決を受けた息子のハンター・バイデン氏です。ジル夫人とハンター氏が出馬を後押ししています。しかし、今週いっぱいまでに撤退を言い出さなければ、オバマ元大統領などが介入し、撤退を強要するという情報もあります」と指摘している。

バイデン氏は日に日に厳しい立場に追い込まれている。

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