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【西武】ロッテ戦11戦全敗… 渡辺監督代行〝謝罪〟もロッテ戦は残り14試合の現実

東スポWEB / 2024年7月8日 6時6分

謝罪の言葉を口にした西武・渡辺監督代行だが…

屈辱の11連敗だ。西武は7日のロッテ戦(ベルーナ)に2―9で大敗。これでロッテ戦は開幕から未勝利のまま全敗で前半戦を終えた。

本拠地での敗戦後、ナインや首脳陣に対して左翼席のファンからは「気合を入れろ、ライオンズ!」などと怒声交じりの喝。それも無理もなくライオンズの同一カード11連敗は、1951年の南海戦と70年の近鉄戦の10連敗を上回る球団最悪記録となった。

渡辺久信監督代行(58)は「投手陣が辛抱し切れなかったというところですね」と敗因を語り「この3連戦、すごく大事な位置付けにしていた。ロッテ戦に限っては1つ勝たないことにはもう始まらない。そういう中で始まったこのカードだったんですけども、結果的にこういう形になって。本当応援してくれたファンに申し訳ない」と謝罪の言葉を口にした。

ただ、敗因は投手陣だけでなく先制点を献上する一因となった3回の松原の外野守備、三塁で先発出場した山村の送球などのミスも足を引っ張った。選手層が薄い上に拙守を繰り返せば、勝ち切れる試合はますます限られてしまう。

そして、まだまだ厳しい現実が待ち受けている。貯金9でパ2位につけるロッテに〝貯金11〟を献上しているわけだが、一度も勝てない相手との対戦をあと14試合も残している。オールスター後の後半戦では30日からの敵地3連戦を含めてZOZOマリンで8試合、本拠地のベルーナでは6試合あり、〝生き地獄〟はまだ折り返しの手前ということになる。

ミスを減らし、やるべきことやって連敗街道に歯止めをかけなければ、今後も屈辱的な不名誉記録のラッシュは止まりそうにない。

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