【バレーボール】石川祐希がファンに約束 パリ五輪は「メダルを絶対に持って帰ってくる」

壮行会に出席したバレーボール男子日本代表

バレーボール男子日本代表の石川祐希（ペルージャ）が、ファンに向けてメダル獲得を約束した。

日本バレーボール協会は８日、開幕まで３週間を切ったパリ五輪に挑む日本選手団の壮行会を都内で開催。１９７２年ミュンヘン大会以来、５２年ぶりの五輪メダルを狙う男子代表をけん引する主将は「パリ五輪はメダルを取るために行くので、メダルを絶対に持って帰ってくる」と力強く宣言した。

昨秋のパリ五輪予選では１６年ぶりに自力で出場権を奪取。６月末まで行われたネーションズリーグ（ＶＮＬ）では過去最高の銀メダルを獲得するなど、世界トップレベルのチームに成長した。「いろいろ勝てない時期も経験したし、今こういうふうに結果が残っていることは非常にうれしく思う。この８年が１つの集大成となっているので、そこで結果を出すことが一番大事かなと思っている」と決意を述べた。

パリ五輪の１次リーグは世界ランキング５位の米国、同８位のアルゼンチン、同１１位のドイツと同じＣ組に入った。厳しい戦いが待ち受ける中でも「日本のチームは若い方ではあるけど、世界に比べたらもっと若いチームもいる。本当に積み上げてきたチームだと思っている。今までの積み重ねという部分では他のチームよりも強いものを持っている」ときっぱり。頼れるエースがチームを勝利に導く。