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【ロッテ】佐々木朗希 選手間投票でも球宴落選…球団OBが警鐘「MLB移籍がうまくいくわけがない」

東スポWEB / 2024年7月9日 5時15分

振り返ればMLBへポスティングシステムで移籍した日本人投手の先人たちは、多くが所属球団に貢献して海を渡った。2013年オフに楽天からヤンキースへ移籍した田中将大(現楽天)は同年にNPB記録の開幕24連勝を成し遂げ、チームも日本一になった。大谷翔平(現ドジャース)も二刀流でありながら2年連続で規定投球回に達した15年に投手3冠となり、エンゼルス移籍前年の16年にはパMVPに輝く活躍で、日本ハムを日本シリーズ優勝へと導いた。

昨オフにメジャーリーガーとなった前オリックス・山本由伸(ドジャース)も前DeNA・今永昇太(カブス)も、それぞれエースとして国内で責任を全うしている。入団以来、多額の契約金と年俸をもらい、球団からプロ選手として育成してもらったロッテに対し、佐々木も恩義で応えなければいけない。

完全試合こそ達成したものの主要タイトル獲得歴はほぼなく、ましてや規定投球回未到達。それで「ポスティングさせてくれ」と言うのは筋違いも甚だしい。今オフにポスティングで移籍するとなれば、MLBの「25歳ルール」によってマイナー契約しか許されないことになり、ロッテには譲渡金がほとんど入らない。サイドレターの存在があるのかどうかは知らないが、佐々木が自分の主張だけを押し通す流れだけは避けてもらいたい。

佐々木の周りにいる〝取り巻き〟も、彼を利用することばかり考えてはダメだ。総合的に考えて最低でもあと1、2年はロッテに残り、誰もが認める貢献をしてからメジャーに行く。そうすれば佐々木とロッテはウィンウィンの関係に落着するはずである。(本紙評論家)

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