1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

【U-23】欧州クラブの〝本音〟は「選手派遣したくない」有力選手の五輪回避が加速

東スポWEB / 2024年7月9日 6時20分

オンライン会見を行ったパリ五輪代表MF藤田譲瑠チマ(左)とMF山本理仁

欧州クラブの〝本音〟とは? ベルギー1部シントトロイデンが8日、パリ五輪代表に選出されたMF藤田譲瑠チマ(22)とMF山本理仁(22)のオンライン会見を行った。

大岩ジャパンでは選考の難航が話題に。五輪は国際Aマッチデー期間ではないため、パリ世代のMF久保建英(23=レアル・ソシエダード)やMF鈴木唯人(22=ブレンビー)は招集できず、MF松木玖生(21=FC東京)も移籍の可能性から選出は見送られた。注目されたオーバーエージ(OA)もMF遠藤航(31=リバプール)は意欲を見せながら、結局招集はかなわなかった。

代表チームにとって五輪を巡る状況は厳しさを増すばかり。会見に出席したシントトロイデンの立石敬之CEOはクラブ側の当事者としてこう指摘した。「こういった大会の取り扱いに関して、非常に難しくなってくると想像している。欧州のクラブが、W杯やアジアカップなど(招集の)強制力のある大会以外はあまり協力的ではないというのは僕も横目に見ている」。その具体例としてライバルクラブの話を明かす。

「選手をかなり抜かれ、優勝争いから離脱しているのを見ている。先日そこのGMと話した時も『もう絶対協力したくない。ファン、サポーターからの満足度が得られない』と言っていた。なので、本当に難しい時代に来ている」とクラブ側が各国代表チームへの選手派遣に難色を示すケースを示した。

OAについても「今までのように、この選手を呼んだら面白いという想像はちょっとできなくなってくる。(五輪対象の)各年代である程度戦う前提で指導者は準備していったほうがいい」と指摘。有力選手の出場回避が加速すると「この大会自体の価値がいろんな意味で問われる。スーパースターの参加が少なくなってきたりするんじゃないかと心配して見ている」と懸念した。五輪サッカーは、どこへ向かうのか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください