トランプ前大統領「討論会のバイデン大統領は変だった」選挙撤退の呼びかけには抵抗と予測

討論会を行ったトランプ前大統領(左)とバイデン大統領（ロイター）

トランプ前大統領は８日、米ＦＯＸニュースの番組「ハニティ」で、バイデン大統領が民主党からの選挙撤退の呼びかけに抵抗すると予測した。

トランプ氏は「私には彼が留まる可能性が非常に高いように見える。彼にはエゴがあり、辞めたくないのだ。ジルは彼が留まってくれることを望んでいると思う。彼女は楽しんでいる。ハンターが主導権を握っていると聞いている」と語った。

６月２７日のバイデン氏とトランプ氏との討論会での惨憺たる結果を受けて、バイデン氏に対し、大統領選から撤退すべきだという声はここ１週間で高まっている。

その討論会でのバイデン氏の印象について、「数分以内に、ジョー・バイデンにとって良い夜ではないことが分かった。控えめに言っても、彼はとても青白い男だった。よく分からないが、メークが良かったのかもしれないし、良くなかったのかもしれない。彼が話し始めた時、声が弱々しいと思った。私には、何が起こっているのかよく分からなかった。変だった。少し狂っていた」と話した。

トランプ氏はさらに、バイデン氏が撤退した場合、カマラ・ハリス副大統領が民主党の後継者となるだろうと予測した。

「そうだね、彼女になると思う。彼らは投票結果を非常に心配していると思う。もし彼女が選ばれなかったら、彼らは非常に…恐れをなすだろう。彼らは他のやり方を望まない。私は実際、彼らがそうするだろうと信じている」とトランプ氏は述べた。