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がん闘病中の西村修が川崎大会参戦 大仁田厚から電流爆破要求の83歳ドリー会長を「私が守る」

東スポWEB / 2024年7月9日 17時34分

西村修(左)とドリー・ファンク・ジュニア(提供写真)

8月24日に富士通スタジアム川崎で行われる「テリー・ファンク1周忌追悼・大仁田厚デビュー50周年記念大会『川崎伝説2024』」に、食道がんで闘病中の西村修(文京区議会議員)が参戦を表明した。

同大会では、テリーさんの兄で、日本での最後のリングに上がるPWF会長のドリー・ファンク・ジュニアに対し、大仁田厚が電流爆破で対戦を希望。しかし83歳とご高齢のドリー会長にとってあまりに危険なデスマッチとあって、大隅良雄PWF会長代理人が「電流爆破阻止宣言」を行ったところで暗礁に乗り上げていた。

そこに名乗りを挙げたのがドリーの弟子の西村だ。主催のFMWEに対し参戦を志願。西村は現在、1998年に患った後腹膜腫瘍に続き、食道がんでステージ4と診断され闘病中だが「24年間、ずっと私はドリーを守り続けてきました」と切り出すと、ドリー会長への思いを吐露。

「もともと猪木さん、藤波さんに憧れてプロレスラーのキャリアをスタートさせました。しかしどんどんとドリーに対する尊敬の念が膨らんでいき、2000年8月、フロリダに住んでいたドリーに直談判して、弟子入りすることができました。私の住んでいたタンパから1時間半の道のりをドリーの元まで通い、時間無制限でリング上で鍛えていただいた日々は、なにものにも代えがたい時間でした。誰一人行動しない中、自分の尊敬する人に弟子入りする。私は行動した。その結果得たドリーとの師弟関係を、24年間大切にしてきました」

その上で「大仁田さんがドリーを電流爆破のリングに誘った。ドリーが電流爆破のリングに上がるか、できるできないは、私の判断することではない。止めることはしません。師匠が電流爆破をやると言ったら、私は体をはって彼を守るのみです。ドリーを守るため、8月24日川崎大会に参戦させてください」と参戦を希望した。

FMWEはこれを即座に承諾。大仁田は西村の参戦決定を受け「舞台は整いつつある。かつて俺がテリーと戦った川崎球場で、テリーの1周忌にドリーが電流爆破のリングに上がる。きっとテリーは俺たちを空から見てるよ」と語った。

壮絶な一戦となりそうだ。

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