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【F1】角田裕毅は昇格の〝筆頭候補〟「異例の状況が彼に幸運をもたらす」米大手放送局が報道

東スポWEB / 2024年7月10日 14時59分

角田裕毅(カメラ・秋山昌輝)

F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、不振のセルジオ・ペレス(34)に代わってレッドブルに緊急昇格する〝筆頭候補〟と米大手放送局「FOX」が報じた。

ペレスはパフォーマンスが急降下しており、英国グランプリ(GP)では予選Q1敗退の19位と出遅れた上に決勝でも2周の周回遅れで17位惨敗という大失態を演じた。レッドブルは製造者部門タイトル維持のためにドライバーの交代を検討し始めたと欧米各国のメディアが一斉に報道。シーズン中のためグループ内からの昇格が有力な選択肢となる中で、「FOX」は角田が筆頭候補と指摘した。

同局は角田、RBで同僚のダニエル・リカルド、リザーブのリアム・ローソンの3人を挙げた上で、第1候補として角田を「疑う余地のない候補者」と断言。その理由をこう説明した。

「日本のエースは2024年に〝大人〟になった。不安定さはなくなり、若い頃の特徴だった態度の問題も消え去った。彼は絶好調を保っている」とその実力を高く評価した。

以前は「レッドブル・レーシングでは、角田の若かりし頃が記憶に焼き付いているようで、もう一方のシートの有力候補として角田が挙がったことはない」と選択肢になかったというが、現状では変化が生まれたと指摘する。

「今季の異例の状況が、彼に幸運をもたらすことになるかもしれない。角田がペレスより悪い成績を収めることはまずないだろう。実際、現在でも明らかに遅い車に乗っているにもかかわらず、直近6週間の予選でペレスを4対2で上回っている」。今季の急成長により、昇格にふさわしい存在になったと強調。

そして「これまで何年もサポートしてきたドライバーが、自分の潜在能力を発揮できるように支援するのは当然だろう」とレッドブルが育成してきた角田を、このタイミングでトップの舞台で起用することこそ最善の手だと主張した。

同局は第2候補のリカルドを「安全な手」、第3候補のローソンを「ふさわしい新人」と表現しており、それぞれ昇格の可能性があるとも指摘する。ただ窮地のレッドブルで今、最も必要な存在は、実力と勢いがある角田と猛プッシュした。

角田昇格の機運は高まるばかりだ。

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