【バレーボール】真鍋監督は引退表明・古賀紗理那の復帰を期待「皆さん『最後』と言うけど…」

出国したバレーボール女子日本代表の真鍋監督

バレーボール女子日本代表の真鍋政義監督（６０）が、パリ五輪後に現役を引退する主将・古賀紗理那（２８＝ＮＥＣ）の復帰に早くも期待を寄せた。

女子代表は１０日、羽田空港から出国。古賀は９日に、自身のＳＮＳでパリ大会後の引退を表明した。真鍋監督は「（引退を）聞いたのは４、５日前。本人から『少し話があります』と来た。引退だとはずっと思っていたけど、やっぱりその通りだった。本人が決めた以上は『わかった。最後パリ五輪に向けて頑張ろう』と話した」と明かした。

ただ、元女子代表主将の荒木絵里香が２０１３年に所属していた東レを退団し、結婚と出産を経て翌１４年に現役復帰したケースもある。真鍋監督は「皆さん『最後』と言うけど、荒木もそうだし、すぐに復活しますから。それも本人（古賀）に『一応（引退の）話は聞いておくけど、そのうち復活するんじゃないの』と言ったら、笑っていた。皆さん『私はしません』って言うんですけどね」と笑みを浮かべた。

エースとして、真鍋監督から古賀への信頼は厚い。チームの目標であるメダル獲得に向けて「古賀はキャプテンであり日本のエースなので、２年半前から『１セットで５点は取ってほしい』と言っている。１セットで５点取れるのは、世界では数名しかいない。古賀にはその役目をしてもらう」と大きな期待を寄せた。