ジョージ・クルーニーがバイデン大統領に撤退要求 マイケル・ダグラスも「もっともな指摘」

ジョージ・クルーニー（ロイター）

バイデン大統領の熱心な支持者として知られている俳優ジョージ・クルーニーが１０日、米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し「私はジョー・バイデンを愛している。しかし、私たちには新しい候補が必要だ」と撤退を要求した。

クルーニーはバイデン氏がオバマ元大統領政権で副大統領を務めた時からの付き合いだけに、米国に衝撃を与えた。

さらに長年の民主党支持者である俳優マイケル・ダグラスは１０日、ＡＢＣテレビのトーク番組「ザ・ビュー」に出演し、クルーニーに賛同した。

メディアや民主党の一部議員からバイデン氏に選挙戦撤退を求められていることについて質問され、ダグラスは「これはたまたま非常に重要な選挙の一つであり、本当に難しい」と語った。

クルーニーが撤退要求したことを受けて、ダグラスは「そうですね、それはもっともな指摘だと思います。民主党には大物議員がたくさんいます。才能豊かな人材がいます」と賛同した。

そしてバイデン氏の高齢不安について「今は心配していないが、２期目になったら心配するだろう。今日や明日は必ずしも心配していないが、１年後は心配だ。懸念している」と話している。