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JFA・宮本恒靖会長が語ったパリ五輪「OA不選出」とSNS問題「バズれば発奮材料にもなる」

東スポWEB / 2024年7月11日 11時7分

――パリ世代のMF鈴木唯人(ブレンビー)や久保、GK鈴木彩艶(シントトロイデン)も招集できず、協会への批判も出ている

宮本 うーん。前提として五輪はFIFA(国際サッカー連盟)規則でクラブに選手をリリース義務がなく難しいところ。このタイミング(五輪)に備えて動いていたのも事実としてあったと認識しているし、ベストを尽くしてやるべきことをやってきたと思っている。1年前から動いていてもクラブでGMや監督が代わったり、直前に選手の移籍話が出てきたりする。個々の事情については話せないが、個人としてステップアップしていくというフェーズに日本もきている。

――ただ、選手が海外でプレーするのは日本のレベルアップにつながる

宮本 そこはいいことですね。たくさんの選手、しかも20歳にならないうちに海外に行くのは、全国の指導者が素晴らしい選手を育ててくれていて、間違いなく日本サッカーが正しい道を歩んでいるという証拠といえるでしょう。あとは活躍して、欧州トップクラブでプレーする選手が出てくる、その数が増えていくのが次のフェーズと考えているので。

――SNSで選手への誹謗中傷をA代表の森保一監督も懸念する

宮本 サッカーに限らず、今の選手は評価が気になって試合後すぐにケータイを見るらしい。SNSにはネガティブなところもあるけど、逆に力に変えてモチベーションにできるのも今の選手の強み。評価を気にするのもあるけど、選手を理解するポイントでもあり、あまりネガティブに捉えなくてもいいかもしれない。特に若い選手は「バズる」というのは発奮材料になることもあって、ポジティブな面もある。

☆みやもと・つねやす 1977年2月7日生まれ。大阪府出身。96年にG大阪ユースからトップチームに昇格。ザルツブルク(オーストリア)や神戸でもプレーした。日本代表は2000年に初選出され、71試合3得点。02年日韓、06年ドイツW杯に出場。11年シーズンで現役を引退し、13年にFIFAマスターを取得した。17年7月にG大阪の監督に就任。退任後は日本サッカー協会の専務理事を経て24年3月から会長を務める。176センチ、72キロ。

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