井上純一 酒気帯び運転事故を謝罪「お酒は十分抜けただろうと思い込んでおりました」

井上純一

俳優・井上純一（６５）が１０日、酒気帯び運転で事故を起こしたことについて所属事務所のホームページ上で謝罪した。

井上は今月４日午前８時半、都内で乗用車を運転中に縁石に接触。中央分離帯を乗り越え、反対車線の車に衝突した。

井上の呼気からはアルコールが検出。警視庁は道交法違反の疑いで、井上を任意で事情聴取した。

所属事務所のホームぺージには、井上による事故の経緯を説明。井上は今月３日午後９時頃から、自宅で缶ビール４本を飲み、深夜０時半頃に就寝した。翌４日午前８時半頃、自動車を運転しスポーツクラブに向かっていたという。

井上は「自宅を出て数百メートルのところで、不意の眠気に襲われ、その時に足がアクセルに乗ってしまい、中央分離帯に衝突してしまいました」と報告。

続けて「一瞬の寝落ちのときに自転車のそばを走っていたためか、自転車と接触し、転倒させ、擦り傷を負わせてしまいましたことに気づけませんでした（お怪我の様子は警察から教えていただきました）。また、中央分離帯に衝突し、その勢いでポールの破片が対向車線に飛んで、それが走行中のお車に当たり損傷を与えてしまいました」と伝えた。

事故直後については「私は何が起こったかわからず衝突のショックで動けず放心状態のままで車両にいたところ、駆けつけた警察官にドアを開けてもらい外に出ました。そこで呼気検査をして、酒気帯び状態であると告げられました」と述べ、「私はこれまで、車を運転する前にお酒を飲んだことは一度もありません。そうしようと考えたことも一切ありません。この日も睡眠をとっており、お酒は十分抜けただろうと思い込んでおりました。本当に申し訳ありませんでした」とつづっている。

被害者の男性２人には電話で謝罪し、全面的に賠償することを伝えているという。「今後は、自己の行動に責任を持ち、社会の一員としてふさわしい行動を心がけるとともに、皆様からの信頼を回復できるよう努めてまいります。この度の件に対し、重ねてお詫び申し上げます」と謝罪している。

井上は、かつて旧ジャニーズ事務所（ＳＭＩＬＥ―ＵＰ．）に所属し、アイドルグループ「ＪＯＨＮＮＹ’Ｓ ジュニア・スペシャル」のメンバーとして活動。のちに退社し、俳優として活動している。