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【F1】角田裕毅の昇格に消極的なレッドブルの姿勢を米メディア疑問視「差別問題なのだろうか」

東スポWEB / 2024年7月11日 14時56分

角田裕毅(カメラ・秋山昌輝)

F1レッドブルのドライバー交代問題を巡って、実力的には最有力候補の角田裕毅(24=RB)の昇格にチームが消極的な姿勢を米メディアが疑問視した。

レッドブルでは第2ドライバーのセルジオ・ペレスが大不振に陥っており、夏季休暇前後での更迭論が沸騰。シーズン中のためグループ内の緊急昇格が有力視される中で、姉妹チームのRBで急成長を遂げている角田も昇格候補に挙がっている。

一方で、今季は同僚の角田に圧倒されて成績不振が目立つダニエル・リカルドや、実績に乏しいリザーブのリアム・ローソンをレッドブル側は優先して検討するとの観測も広まっている。

そうした状況に関して、米モータースポーツ専門メディア「LWOS」がレッドブルの姿勢を糾弾した。

「角田裕毅がトップの座に就くべき理由」と題して、角田が今季昇格にふさわしい走りを見せている点を強調。その一方で「ペレスの後任候補について議論される中で、レッドブルの代表者を含め、多くの人々の間でよく話題に上るのは角田の名前ではない。リカルドがシートを獲得する最有力候補でローソンも有力候補の1人だ」と昇格に向けて角田は不利な状況にあると指摘する。

現状の実力面からみれば角田が最有力候補であるのは誰もが認めるところだけに、同メディアはレッドブルの消極的な姿勢をこう疑問視した。

「角田が有力候補になるためには、これ以上何をしなければならないのか。白人系が多数派のスポーツにおいて、日本人ドライバーが少数派であることは差別問題なのだろうか」と実力以外の面が影響している可能性について持論を展開した。

そして角田を昇格させなければ、今後他チームへの流出もありえると指摘。「彼の本当の潜在能力に気づく前に、他のチームがレッドブルから角田を奪い取るのだろうか」と強調した。

F1ではスポンサーや人事闘争などに加え、人種的な問題も根強いと長年指摘されている。今回の懸念が払しょくされて、角田の昇格が実現することを願いたいが…。

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