平間壮一＆松下優也 ９月からミュージカル共演「壁を取っ払ってく作業が一番大事そう」

平間壮一（左）と松下優也

俳優の平間壮一（３４）と松下優也（３４）が１１日、大阪市内でミュージカル「ＩＮ ＴＨＥ ＨＥＩＧＨＴＳ イン・ザ・ハイツ」（９月２２日から東京公演、１０月１２日から京都公演）の取材会に出席した。

本作は米劇作家のリン・マニュエル・ミランダの処女作であり、２０２１年には映画化もされた。ラップやサルサ、ヒップホップなどの楽曲が多数使用されており、２１世紀のミュージカル界に新風を巻き起こした作品だ。

今回、平間はレゲエユニット「Ｄｅｆ Ｔｅｃｈ」のＭｉｃｒｏとダブルキャストでウスナビ役を演じる。

平間は「（Ｍｉｃｒｏは）人柄が尊敬できる先輩。初めてお会いする時、絶対怖いだろうなと思ってたけど、『僕は今回、役者になるつもりでここに来てるから全部教えてください』って感じで…。純粋で何事も吸収する姿勢でいる人」と評した。

役柄であるウスナビについて「何の変哲もない青年なんですけど、周りの友人とかいろんな人に感化されて、自分も夢を見つけなきゃとか焦って、最後には一つ大事な物を見つける」と解説。

一方、ベニー役の松下は「夢とか野望とかを強く持っていて、現実はタクシーの配車係。結構ポジティブなヤツでみんなを促す存在。いいヤツって感じです」と語った。

本番が楽しみで稽古場も楽しみだという。

「バーベキューしたいな。壮ちゃんは（稽古が）終わるとすぐ帰っちゃうから、引き留めてみんなでパーティーとか。今回楽しみ」と期待すると、平間も「（心の）壁を取っ払ってく作業が一番大事そう」と賛同していた。