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【阪神】桐敷拓馬の疲労は大丈夫か 金村暁氏は「両投手コーチの見極め」の重要性を指摘

東スポWEB / 2024年7月12日 6時21分

チーム最多登板の阪神・桐敷拓馬

セ3位の阪神がいよいよ波に乗ってきた。10日のヤクルト戦(甲子園)に勝利し4月以来の4連勝。貯金4で首位・巨人と2位・DeNAにも僅か0・5ゲーム差だ。

ただ、対照的に打線はまだ本調子とは言い切れず、投手陣に負担がのしかかっている現状は改善できていない。中でも桐敷拓馬投手(25)は中継ぎ陣の重要な一角を担い、防御率2・10、21ホールドと安定した成績を残しているが、ここまで登板数は37試合でチーム最多。さらには監督推薦でプロ初のオールスター出場が決定している背景もあり、疲労の蓄積が心配される。

それでも2016年から22年まで阪神の一軍投手コーチを務めた金村暁氏は「2連投したら2日開けるとか、無茶苦茶な連投をしているわけではない。本人も投げたらその分年俸が上がるわけだし、オールスター出場もうれしいと感じているはず。そこはモチベーションにしながらやっていると思う」と評した。

一方で今後重要となってくるのが「安藤投手コーチ、久保田投手コーチの見極め」だという。

「試合前のキャッチボールの様子を見たり、トレーナーに聞いてみるとか。神経を使いながら、細かいところまで気を配ることが一番大事。疲れてるな、球が上ずってるなと感じたら2、3日登板間隔を開けてあげて。そうすることでシーズン最後までいい形で完走できると思う」(金村氏)

また、中継ぎ陣特有のブルペン準備についても同氏は「この前、島本も『バタバタで大変』と言っていたけど… 肩をつくっても投げないというのを、なるべく減らしてあげるのもすごく大事になってくる」と提言。その上で「ゲラを抹消したり、今は島本を抹消している。10日間思い切って休ますといったことも必要になってくるのかなと。リフレッシュして戻ってきてもらうということもいいのかなと思う」とし、適度な「休暇」の重要性も力説した。

今やチームにとって必要不可欠なリリーバー左腕。思わぬ負傷に追い込まれることなく今後も大車輪の活躍を見せ続け、シーズン完走を目指してほしいところだ。

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