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【ルーキー通信簿】青木蓮「最大の目標は埼玉の先輩・桐生順平さんのようにグランプリを取ること」

東スポWEB / 2024年7月12日 11時25分

青木蓮

◇青木蓮(23)埼玉支部129期

6月の戸田でデビュー初Vを飾ると続くびわこGⅢイースタンヤングでは準優3着、7月の江戸川「レディースvsルーキーズバトル」でも準優進出と近況絶好調。2025年前期適用勝率は7・15(12日現在)のハイアベレージで「自分でもビックリです」と話すほどの躍進ぶりだ。このターニングポイントとなったのは5月多摩川だった。

「多摩川の3日目の10Rです。1着条件の勝負駆けだったんですけど、3号艇でスタート遅れて。でも1号艇の山田雄太さんを道中で逆転して抜きで勝って、準優に進めました。バリバリのA級で記念でも実績ある山田さんを逆転できて、陸に上がってからもみんなに『すごかったね』とほめてもらって。スタートで遅れても終わりじゃないって思えるようになったし、ターンに自信もつきました。今でもスタート力は足りていないですけど、あのレース以来、『スタート行かなきゃ』って強く思わなくなったんです。それが最近の好成績にもつながっていると思います」と振り返るほどの出来事だった。

事実、初Vはこの多摩川の2節後。「優勝はうれしかったですね。デビューは多摩川で初勝利もまるがめ。地元で初めて記念になることができた」とニッコリ。その一方で「同期でも優勝している選手はいたので自分もいずれはできると思っていましたし、優勝したことで何か心境が変わったとかはないですね」と冷静に受け止めている。

近年、埼玉支部では若手の活躍が目立つ。「若い選手は仲が良くて、よく飲みに行ったりもします。レースの話とかターンの話を先輩方にしてもらっても最初は理解できなかったんですよ。それが悔しくて。今では自分の意見や考えも言えるようになってきました。レースの時もアドバイスをもらったり逆に意見を言ったり。近い世代で自分より順調に勝率を上げている選手もいますし、1個上には飛び級でA1に上がる飛田江己さんもいる。負けたくないと思っていますし、刺激になっていますね」と明かす。

目指すは頂点だ。「近い目標はまずはA1級に上がること。そして師匠の黒井達矢さんと一緒にGⅠとか、大きい舞台で戦いたいですね。最大の目標は埼玉の先輩・桐生順平さんのようにグランプリを取ること。選手になった以上、そこが目標ですね」と言い切る。

☆あおき・れん 2000年10月20日生まれ。埼玉支部の129期生。2021年11月に多摩川でデビュー。2022年7月のまるがめで初勝利。2023年11月の戸田で初優出。2024年6月の戸田で初V。通算2優出1V。同期に西岡顕心、藤原碧生、竹間隆晟、刑部亜里紗、津田陸翔ら。

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