【マリーゴールド】54日ぶり復帰のジュリア Sareeeとの頂上決戦へ「本当のエースだと示す」

ジュリア（左）とSareee

女子プロレス「マリーゴールド」のジュリア（３０）が、復帰戦への決意を述べた。

５月の旗揚げ戦で右手首を骨折し戦線離脱。１３日の東京・両国国技館大会への出場も危ぶまれたが、最終メディカルチェックで出場許可が出たため復帰が決定した。同大会メインでは、新設される団体最高峰「マリーゴールド・ワールド王座」をかけてＳａｒｅｅｅ（２８）と激突する。

大会前日に都内で開かれた会見ではＳａｒｅｅｅから「不思議とこの一戦は実現するなと思っていました。私たちにしかできない熱い熱い戦いを期待してください」と呼びかけられた上で「てか、今アンタは復帰することに満足してない？」と挑発された。

するとこの言葉に怒りをにじませたジュリアは「バカ言ってんじゃねえよ！ 旗揚げ戦でケガしてから指折り数えて今日で５３日目。私がどんな思いで本部席に座って、みんなの試合を見てたか。今ここに残っている気持ちはＳａｒｅｅｅに対しての嫉妬だよ！」と声を荒らげた。

旗揚げ戦での負傷後、ジュリアは毎大会に同行し前説を担当。所属選手を鼓舞しながら、もどかしい思いで過ごしてきた。これまでの思いを爆発させたジュリアは「私はもう覚悟は決まってます。Ｓａｒｅｅｅがマリーゴールドのエース？ そんなの許しません。ここでしっかりＳａｒｅｅｅと歴史に残るような戦いをして、このワールドの初代チャンピオンになり、私がマリーゴールドの本当のエースだということを示す」と覚悟を述べた。

最後は「ジュリアの大復活、そしてここからが本当のエース・ジュリアの始まりです」と高らかに宣言。「みなさん、明日見ないと後悔しますよ。Ｓａｒｅｅｅ、よろしくな」と不敵な笑みを浮かべて力強い握手を交わした。