【中日】ライデル・マルティネス ＮＰＢ19人目の150セーブ達成「まずドラゴンズに感謝」

節目の記録に到達した中日のライデル・マルティネス

中日は１２日の阪神戦（バンテリン）に３―０で勝ち、連敗を「３」でストップ。守護神のライデル・マルティネス投手（２７）がプロ野球史上１９人目（中日では岩瀬仁紀以来２人目）となる通算１５０セーブを記録した。

中日は２回に福永、高橋周の連続二塁打で１点を先制。さらに続く細川が左中間へ１０号２ランをたたき込み、３―０とリードを広げた。

中日先発・高橋宏は８回３安打無失点と完璧な投球。９回からマウンドに上がったマルティネスも、阪神のクリーンアップを３者凡退に仕留め、節目のセーブをゲットした。

「今日はファンの皆さんの前で１５０セーブを挙げてうれしいです」とマルティネスはお立ち台でニッコリ。前日（１１日）のＤｅＮＡ戦では、あとアウト一つでゲームセットというところで牧に同点打を浴びてリリーフに失敗したが、わずか１日で悪夢を払拭した。「昨日は違うライデル・マルティネスを見せてしまいましたが、今日はいつものライデル・マルティネスを見せられたと思います」と絶対的守護神は胸を張った。

育成契約からはい上がり、日本を代表するリリーフエースに成長したマルティネスは「８年間を振り返って」との質問に「まず最初に日本で契約したドラゴンズに感謝したいと思います。ドラゴンズ、ありがとうございます！ そしてファンの皆さんの素晴らしい応援、ありがとうございます」と返答。スタンドのファンから大歓声と拍手を浴びた。