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【ソフトバンク】近藤健介V打で延長粘勝 小久保監督「8回、9回までと全然違う試合になった」

東スポWEB / 2024年7月12日 23時40分

ソフトバンク・小久保監督

辛抱が続く――。ソフトバンクは12日の日本ハム戦(エスコン)に延長12回の末、5―4で勝利し、連敗を2でストップ。近藤健介外野手(30)が3―3の12回二死満塁、9番手右腕・斎藤友から値千金の勝ち越し2点適時打を放ち、試合を決めた。しかし、喜んでばかりもいられない。打線はまたも苦手な左腕に手を焼き…。

この日も相手先発は左腕の加藤貴。これで先月30日の日本ハム戦から9試合連続で左腕と対峙することとなった。なんとか加藤貴を攻略したい鷹打線だったが、緩急を交えた投球に翻弄された。5回に二死二塁の場面で、10日のオリックス戦に続いて1番で起用された今宮の適時打で1点こそ先制したものの、完全攻略とはいかず、6回までこの1得点のみに封じ込まれた。

試合前までの今月7試合の1試合平均得点はわずか1・7と打線の低空飛行が続いている。9日の試合後には小久保監督が「今は今年で一番チーム状態が悪い」と語り「チーム全体のことは僕が考えるので、選手個々は自分のやるべきことをやる」と言及していた。

打線は加藤貴の降板後は奮起。1―2の8回に3番手右腕・杉浦から栗原が適時二塁打を放ち、同点に追いつく。延長10回は代打で途中出場していた柳町が5番手右腕・田中正から右打者が引っ張ったような強烈なプロ入り2号を放ち、一時勝ち越した。

試合後、小久保監督は「1個勝つのは難しいけどね。8回、9回までと延長とは全然違う試合になった。よう負けんかったなと思ったら、延長入ったら勝ち切れんなと思ったら勝ち切りましたね」と4時間37分の熱戦を振り返りながら「チームの粘りみたいなのは、すごくちょっと出てきている感じはする」とうなずいた。

それでも5回の1点を除けば、奪った得点はすべて右腕から。鷹打線は一刻も早く左腕アレルギーを克服したいところだ。

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