【マリーゴールド】ジュリア すでに国内戦はカウントダウン入り「見られるうちに見に来てほしい」

復帰戦でSareee(右)と激突するジュリア

残り何試合か――。右手首の骨折から１３日の東京・両国国技館大会で奇跡のスピード復帰を果たす女子プロレス「マリーゴールド」のジュリア（３０）が、日本マットでのカウントダウンに入っていることを認めた。

５月の旗揚げ戦で負傷し戦線離脱。最終メディカルチェックで医師から出場許可が下り、団体側が参戦を発表したのは大会３日前だった。５４日ぶりの復帰戦となる両国大会では、団体最高峰のマリーゴールド・ワールド王座をかけてＳａｒｅｅｅ（２８）と対戦する。

５月２８日に行った手術では、骨折箇所をプレートで固定。医師からは「治っている」とお墨つきをもらったという。「お医者さんからは『プレートを止めるボルトを通常の倍の量入れておいたから』って。なので試合で骨がどうにかなることはない」と説明。その上で「それどころか、私の右腕はもはや凶器」と自信満々だ。

気になるのは復帰戦後だ。世界最大団体の米「ＷＷＥ」が近い将来のジュリア獲得を目指しているのは公然の事実で、あとは渡米のタイミングに注目が集まっている。ジュリアは「これが復帰戦になるから、これからジュリアの（欠場中に務めていた）大会前の前説はなくなっちゃうね」と２０日の東京・新木場１ｓｔＲＩＮＧ大会からは選手として同行する予定だ。

ただし、その期間は未定。「そもそもマリーゴールドにいられる期間は限定で、いつごろにどうなるのかをいろいろ話し合いながらやってきた中でのケガだった。だから今、そのタイミングとかはハッキリと言えない」と明言を避ける。それでも「私のマリーゴールドへの思いはどこにいても変わらない。あとどのくらいここでできるのかはわからないけど、ジュリアはこれからも全力で戦う。なのでみなさん、見られるうちにジュリアを見に来てほしい」と呼びかけた。再びお騒がせ女の周囲が騒がしくなりそうだ。