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【日本ハム】消えぬソフトバンクへの苦手意識 元同僚・近藤健介に〝戦う前から名前負け〟の実情

東スポWEB / 2024年7月13日 6時6分

日本ハムの野手も投手もビビる存在のソフトバンク・近藤健介

日本ハムが今季、ソフトバンクに苦しめられている。本拠地エスコンフィールドで行われた12日の試合も延長12回の死闘の末、4―5で敗戦。借金は再び2に膨らみ、5位に転落した。

これで5月6日の同戦から直接対決7連敗となり、今季の通算成績も11試合で2勝8敗1分。ただ交流戦からチームが失速気味とはいえ、リーグ戦ではソフトバンク以外、パ・リーグ球団に負け越しを許していない。逆に言えば、今季はホークス相手だけに異常なアレルギー反応を示している。

なぜソフトバンク戦になるとチームは劣勢を強いられるのか。戦力差もさることながら、ここにきてチーム周辺でささやかれているのが元同僚・近藤健介外野手の存在だ。

今や鷹の不動の主軸となった近藤だが、2年前までは日本ハムの中軸だった。多くのナインは球界屈指の巧打者の実力を間近で見ている。特に投手陣はその潜在能力を完ぺきに把握している分、余計に警戒心を示してしまう。これが悪循環となり、近藤からペースを崩されてしまっているというのだ。

チーム関係者の一人がその内情をこう明かす。

「長年一緒にやっていた選手からみれば、やはり彼は憧れの存在であり脅威なんです。ウチ(日本ハム)には今も近藤の打撃理論をヒントにしている打者が多いですし、投手陣の中には『どこに投げても打たれる』と過度に意識する投手もいる。つまり戦う前から名前負けしているので。難しいかもしれないが、まずはそうしたイメージを拭い去っていかないと。柳田がいないソフトバンクは今、近藤を中心に打線が形成されているのですから」

近藤は昨季、日本ハム戦で打率3割2厘、5本塁打、21打点をマーク。今季も今カード前までに10試合で打率4割、3本塁打、10打点と驚異的な数字を残している。この日も延長12回二死満塁のフルカウントから決勝の2点適時打を放つなど、3安打で古巣相手に打棒を爆発させた。

日本ハムはチーム全体で近藤への憧れと脅威を取りのぞけるのか。今後もソフトバンク戦は上位浮上へのカギを握るだけに、ファイターズの面々の「意識改革」に一層の注目が集まる。

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