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【ノア】武藤敬司の〝跡目争い〟だ YOICHIが清宮海斗に「受け継いでる部分では負けてない」

東スポWEB / 2024年7月13日 6時7分

清宮海斗(左)と刺殺戦のYOICHI

遺伝子を受け継いでいるのは俺だ。ノアの13日東京・日本武道館大会でGHCヘビー級王者の清宮海斗(27)に挑戦する稲村愛輝改めYOICHI(よいち=31)が、王座取りを誓った。

昨年からの海外遠征を機にリングネームを地元・大田原の雄、那須与一の名を借りて変更。心機一転してのGHC挑戦に向け「必ず勝てるといえるくらいの自信があります。ワクワクしますね。ノアの純血同士で聖地といえる武道館で試合ができるのは、これ以上ないシチュエーションだと思います」と意気込んだ。

そんな2人の共通点が武藤の存在だ。清宮がリング上で対戦しその〝薫陶〟を何度も受けた一方、YOICHIは米「WWE」の2023年名誉殿堂「ホール・オブ・フェイム」のセレモニーに出席した武藤の付け人として同行した。

当初は清宮も同行する予定だったが、直前の試合のアクシデントで脳振とうの症状を見せたため、旅路の武藤をYOICHIが〝独占〟する状態になったのだ。

YOICHIは「確かに僕は武藤さんとシングルでは試合をしていない。ただ、あの時間は自分しか得られないものがいっぱいあったんです。行き帰りはもちろん、式典で隣にいる時や試合を見ている時もアドバイスをもらって」と振り返る。

特に米国で受けたアドバイスだけに、武藤が米国で活躍した時代を踏まえてのアドバイスが多かったとのこと。例えば「海外に出たら俺もお前も小さい方だよ。じゃあ何で俺が海外で通用したかって言ったらスピードとか動きだ」と金言を受けた。

それが生きたのが直後の遠征中だ。日本ではそうそう当たらない自分よりパワーのある相手と対戦するケースが増えて「そういう選手に僕がパワーでいっても勝てないので、動きとかスピードが大事だなって…。日本にいる時はパワーだけステータスを伸ばせばいいと思っていたけど、違うと思いました」と成長のきっかけになったという。

そうした経緯を踏まえ、YOICHIは武藤イズムの継承者を自負する清宮に対して「受け継いでる部分では負けてないと思います。向こうは直接、技を受け継いでいるじゃないですか。でも自分はそうじゃなくて考え方を教わったんで。いわばハードを受け継いだ清宮海斗と、ソフトを受け継いだ自分と、そこの戦いでもあると思います」と力強く話した。

対する清宮もYOICHIとの前哨戦で〝武藤イズム〟を感じることがあったという。その上で「おそらく、武藤さんの遺伝子がぶつかる瞬間も出てきますよね」と受けて立つ構え。「でも僕は本当に、ちょっと海外に行って話を聞いて…とかそういう次元じゃないですから。何回もぶつかってはね返されてますから」とこちらもプライドをにじませる。

そして「武藤さんが喜んでもらえるような試合になったらいいと思います。放送席の武藤さんが思わず立ち上がっちゃうくらいのすごい試合をしたいです」とプロレスLOVEポーズを決めた。

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