【ノア】清宮海斗は米国市場を開拓できるか「アメリカファンを一気にノアの虜にさせる」

ＹＯＩＣＨＩ（右）と会見に臨んだ清宮海斗

ノアの１３日東京・日本武道館大会でＹＯＩＣＨＩ（３１）とのＶ２戦に臨むＧＨＣヘビー級王者の清宮海斗（２７）が、世界を見据えた。

生え抜き同士で〝方舟の聖地〟での戦いに臨む清宮は「この試合が新しいノアのスタートになると思っています」と意欲的に語る。

昨年からの海外遠征を経て名を稲村愛輝から変えて戻ってきた相手を「別人になってきましたよね。自信もそれだけつけて戻ってきている。今は全然、昔の稲村の雰囲気がないですよ。視野がワイドになってますよね。名前も世界で自分の存在を知らしめるためにつけているんだと思いますし。今までだったらそういう発想にもなっていなかったと思います」と警戒。それでも「帰ってきて一発で取らせませんよ」と自信を見せた。

今回の敵はＹＯＩＣＨＩだけではない。試合はこの大会最後の第１１試合で「ダブルメインイベント２」として行われる。第１０試合の「ダブルメインイベント１」では米ＷＷＥスーパースター、ＡＪスタイルズと丸藤正道が対戦する。

試合内容を比較されるのは間違いなく、そうした戦いでもあるが、清宮は「めっちゃワクワクしていますよ。新世代のノアを一気に世界に知らしめるチャンスなので」とやる気をみなぎらせる。

大会が英語版でもＰＰＶ配信され、米国でも観戦できることを挙げて「世界中のプロレスファンがＡＪスタイルズの試合を見る、ということはダブルメインイベントの自分の試合も世界にアピールするチャンスですから。自信はありますよ。アメリカファンを一気にノアの虜にさせる試合をするつもりです」と誓った。全米を魅了するファイトで方舟をさらに前進させられるか。