大谷翔平ユニホームが全世界ベストセラー！ＭＬＢ公式サイト発表 メッシ＆Ｃ・ロナも歯が立たない

大谷翔平のユニホームは全世界で売れまくっている（ロイター＝USA　TODAY　Sports）

やっぱり人気は地球規模だ――。ＭＬＢは１２日（日本時間１３日）に今季前半戦のレプリカユニホームの売り上げランキングを発表し、ドジャースの大谷翔平投手（３０）が１位だった。エンゼルス時代の昨季に続く売り上げキングに輝いた。ＭＬＢによると、ドジャースの背番号「１７」のユニホームは米国や日本のみならず全世界で売れまくっているというから人気は本物だ。

ＭＬＢ公式サイトはユニホームの売り上げキングぶりを「２０２４年シーズン前半の最も人気のあるＭＬＢ選手のユニホームに関して一つ明らかなことは大谷翔平が引き続き王者であるということだ。大谷は米国だけではなく、母国日本や世界中でユニホームの売り上げをリードしている」と伝えた。

大谷はエンゼルスに所属していた昨シーズン、ＭＬＢとＭＬＢ選手会が２０１０年にランキングを発表して以来、日本生まれの選手として初のトップに輝いている。

同サイトは「昨シーズン、ユニホーム販売ランキングで首位に立った大谷は、今年もここまでランキング首位を維持している。ただし、ドジャースのユニホームを着るのは初めてだ」と紹介。

昨年１２月１１日に移籍発表後からドジャース・大谷ユニホームは大人気となり、ドジャース公式ＳＮＳをはじめ米メディアは２日間のユニホームの販売枚数はサッカーのアルゼンチン代表でＭＬＳマイアミのリオネル・メッシ（ＦＷ）を抜いて史上最多だったと報じている。ＭＬＢとユニホームの公式販売契約を結ぶファナティック社によると、大谷、メッシ、マンチェスター・ユナイテッド時代のクリスチアーノ・ロナウド、ＮＦＬベアーズのＱＢジャスティン・フィールズと続く。

また、前面に背番号「１７」がプリントされているホームリミテッド・プレーヤージャージーはあまりの人気のため、開幕前には男性用のＭとＬ、女性用のＳとＭは受注販売の状態だった。

同サイトは「２度のＭＶＰに選ばれた大谷は今シーズンも素晴らしい成績を残しており、オールスターブレークを迎える中、ナ・リーグＭＶＰレースの中心に君臨している」と前半戦の活躍を絶賛した。

１１日（同１２日）時点で打率３割１分４厘（リーグ２位）、２８本塁打（同１位）、６６打点（同３位）、２２盗塁（同３位タイ）と２０１２年のミゲル・カブレラ以来の３冠王、史上６人目の「４０―４０」（４０本塁打＆４０盗塁）、史上初の「５０―３０」（５０本塁打＆３０盗塁）も狙える。

ユニホーム売り上げの２位はフィリーズのブライス・ハーパー内野手（３１）で３位はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手（３２）。今年のオールスター戦のファン投票で両リーグの最多得票を獲得した２人を上回った。

トップ２０にランクインした選手が最も多いのはドジャースで大谷、ムーキー・ベッツ内野手（３１）が４位、フレディ・フリーマン内野手（３４）が２０位にランクインした。ランキングは開幕日からのＭＬＢ公式グッズサイトでの売り上げに基づいて算出された。今後、アーチを量産するなどグラウンドで驚異のパフォーマンスを見せれば、さらに売り上げは増えるだろう。