【ノア】佐々木憂流迦がプロレスデビュー６か月でシングル王座奪取「むちゃくちゃ感慨深い」

HAYATAを攻める佐々木憂流迦（上）

ノア１３日の東京・日本武道館大会で〝摩天楼の天狗〟こと佐々木憂流迦（３４）がＨＡＹＡＴＡを破りＧＨＣナショナル王座奪取に成功した。

試合は序盤から佐々木がサブミッションを狙えば、ＨＡＹＡＴＡに丸め込みやかみつきなどを返され目まぐるしく攻防が入れ替わる展開になる。それでも佐々木はジャックハマーや原爆固めなどの大技でダメージを与えることに成功し、最後はリング中央でスリーパーで捕獲して一瞬で絞め落としレフェリーストップ勝ちを手にした。

デビューから６か月での戴冠はもちろん同王座史上最速。佐々木は「むちゃくちゃ感慨深いです」とベルトを見つめる。さらにシングルリーグ戦「Ｎ―１ ＶＩＣＴＯＲＹ ２０２４」（８月４日、神奈川・横浜武道館で開幕）への出場も決まり「ＧＨＣナショナル王者として、優勝を狙って全身全霊でぶつかります。開幕から必ず見てください」と腕をぶした。

一方、敗れたＨＡＹＡＴＡは元ＧＬＧのＹＯ―ＨＥＹとタダスケの肩を借りて退場。所属ユニットが消滅したばかりのＹＯ―ＨＥＹから「もう１回、俺らとやれへんか？」と共闘を呼びかけられるとこれに応じ、握手を交わした。