【ＲＩＺＩＮ】芦澤竜誠 怨敵・皇治を挑発「こいつ、青木真也のラジコンでしょ？」

ともにぶ然とした表情の皇治(左)と芦澤竜誠

格闘技イベント「超（スーパー）ＲＩＺＩＮ．３」（２８日、さいたまスーパーアリーナ）の合同公開練習が１３日、都内で行われ、ＭＭＡルールで激突する皇治（３５）と芦澤竜誠（２９）が、〝バカサバイバー〟青木真也（４１）を交えて丁々発止のやり取りを繰り広げた。

昨年４月にキックルールで対戦した際には、芦澤が判定勝ちした。公開練習ではサングラス姿で不思議な動きをしながら、一人でシャドーを披露。「青木、これを警戒しているんだろ！」と、皇治にＭＭＡを指導する青木に叫びながら、ヒザ蹴りのポーズを取った。

一方の皇治は、青木を相手にグラップリングのスパーリング。青木のバックをとって、リアネーキッドチョーク（裸絞め）を決めて見せた。ところが青木に足をつかまれると、青木が本気になる前にとっとと練習を終えた。

芦澤は皇治のスパーリングを見ながら終始、笑みを浮かべていた。これについて「公開練習、見せないほうがよかった。バックとってたけど、脚短いからチョーク、決められないでしょう」とバッサリ。さらに「青木さんはすごいからね。キックボクシングでは実力差を見せているけど、今回はＭＭＡ。今回警戒するのは、青木真也が（セコンドに）就いていることは、ちょっと怖い。今回は芦澤竜誠 vs 皇治ではなく、芦澤竜誠 vs 青木だと思っている。だってこいつ、青木真也のラジコンでしょ？ ねえ、青木さん？」と言ってのけた。

これに皇治は「（青木は）チャリでもう帰ったな」と切り返すと、芦澤も「練馬の温泉行ったら、前からチャリンコで青木真也来たからね。マジに面白い」と大爆笑だった。ちなみにこの際に、青木は帰ってはいない。

最後も芦澤が「己と戦っているで、芦澤竜誠のＭＭＡを見せる」というと、皇治も「ボコボコにします」と宣言。試合２週間前から激しくやり合う〝遺恨対決〟の行方はいかに――。