【阪神】伊藤将司 まさかの大乱調３回５失点ＫＯ「修正する前に相手バッターが…」

試合をつくれなかった阪神・伊藤将司

阪神・伊藤将司投手（２８）が１３日の中日戦（バンテリン）に登板するも、３回６安打５失点と大乱調。チームも８―１０で敗れた。

初回こそ三者凡退に抑えたが、２点リードとなった直後の２回だった。先頭・福永、細川に連打を浴びて、無死二、三塁のピンチを招くと、高橋周に甘く入ったカーブをコンタクトされ、逆転３ランを被弾してしまう。

２―３となった３回にも先頭・岡林の安打から一死二塁とされ、カリステ、福永の連続適時打で２点を献上。４回二死満塁の打席で代打が送られ、無念の降板となった。

序盤に援護をもらいながら、ドラゴンズ打線の猛攻を許し「甘い球を打たれてしまったし、ゾーンにいっていると感じてました。修正する前に相手バッターがしっかり打ってきていたという感じでした」と悔しさをにじませた。

今季はここまで４勝４敗と波に乗り切れていない左腕。「先頭出したことが痛かったので、次回からは先頭切れるようにやりたい」と必死に前を向いた。チームは４カードぶりの負け越しを喫し、４位に転落したまま、首位・巨人とのゲーム差は２・５に開いた。