【バレーボール】高橋藍 左足首のケガは回復傾向 パリ五輪は「一番いいメダルを日本に」

会見した高橋藍

バレーボール男子日本代表の高橋藍（サントリー）が〝順調な回復ぶり〟をアピールだ。

モンツァに在籍していた１月のイタリア１部リーグ時に左足首を捻挫。早期復帰を果たしたが「靱帯を１つ切ってしまった」と重症だったという。代表では６月のネーションズリーグ（ＶＮＬ）予選ラウンド第２週福岡大会から代表チームに合流するも、第３週フィリピン大会の途中からベンチ入りメンバーから外れ、治療に専念していた。

１４日にはポーランドで行われるパリ五輪最終合宿の出国前に、羽田空港で報道陣の取材に対応。「目指しているのは金メダル。ＶＮＬのファイナルの舞台には（ケガで）立てなかったが、このパリ五輪のために東京五輪が終わってから人生を懸けてやってきた。チーム自体も一番いいメダルを日本に持ち帰って、勝ち切ることしか考えてない」と力強く語った。

最終合宿では２０日にポーランド、２１日にはセルビア（ともに現地時間）と練習試合が予定されている。「東京でもリハビリも兼ねて動いてはいた。練習試合の出る出ないというところは監督の采配にもよるけど、自分の感覚的には出場するのかな」と明かした上で「練習の中でもそうだが、もう一度攻撃のコンビネーション、コミュニケーションやチームのリズム、レセプションの関係性など、そういう細かいところをこう調整する必要があるかなと思う」と展望を語った。

パリ五輪は最大６試合を戦う。初陣となる２７日のドイツ戦に向けて「ピーキングと言われると難しいが、僕の中では予選から、１戦目がすごい重要だと思う」と気合十分。エンジン全開でテッペンの座をつかみ取る。