古舘伊知郎 松本人志と文春の法廷外の対立に疑問「裁判行く前に何やってんだろって」

古舘伊知郎

フリーアナウンサーの古舘伊知郎（６９）が１４日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。１１日発売の週刊文春で、松本人志の代理人・田代政弘弁護士が、松本からの被害を訴えた女性Ａ子さんの出廷妨害を図っていたと報道され、田代氏がそれに反論したという件について、持論を展開した。

古舘は松本側が調査会社に依頼して、Ａ子さんの行動確認をしていたと報じられている点について、「もし松本さんが、そして弁護士が探偵を雇って、ずっと張り込んで内偵していたのであれば、文春側は探偵の探偵をやってる訳ですよね」と指摘。「本当にきりがないなと思って。根本は何で裁判に持ち込まれたかって言えば、やっぱり同意があったのか不同意なのかっていうことで」と過熱している一連の流れについて論点を整理した。

その上で、「今時の裁判のゲームの中で真実がつまびらかになるとは思いません。ゲーム性もあるし、真実相当性をめぐってどっちが勝つかっていう勝ち負けでもあると思う。しかし決着がつかないから名誉毀損も含めて法廷に持ち込まれたものを、その周縁で騒ぎすぎな気がするんですよ」と裁判以外での対立が多いことに対して苦言を呈した。

さらに「もう裁判行く前に何やってんだろってちょっと思ったりする。もっとゆったり待てないのかと、双方の名誉がかかってるんだからと」と私見を披露し、法廷を介さない松本側と文春の応酬に疑問を投げかけていた。