マンＣに激震〝メッシ後継者〟アルバレスが退団を希望「ハーランドの影役に不満」

アルゼンチン代表でも活躍するFWフリアン・アルバレス（ロイター）

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーに所属するアルゼンチン代表ＦＷフリアン・アルバレス（２４）が、今夏の退団を申し入れて激震が走っている。

アルバレスはアルゼンチン代表の〝至宝〟と称され、ＦＷリオネル・メッシ（マイアミ）の後継者と目される存在。マンチェスターＣでも今季１１ゴールを挙げて存在感を発揮しているが、終盤は絶対的エースのノルウェー代表ＦＷエーリングブラウト・ハーランドの控えに甘んじることが多かった。

こうした状況を受けて、スペインのテレビ番組「エルチリンギート」は「フリアン・アルバレスがマンチェスターＣからの退団を希望した。シーズン終了後、アルゼンチン人選手は契約延長を拒否した。彼はクラブが自らに論理的な販売価格を与えることを望んでいる」と報道。アルバレスがクラブに退団を申し入れて、他クラブに向けて移籍金の設定を通知するよう要求したようだ。

スペインメディア「フィチャージェスネット」も「マンチェスターＣで激震…フリアン・アルバレスが退団を希望」と報道。その理由として「アルバレスは、ハーランドのようなスターの影役で残ることに不満を表明しているようだ」とハーランドを厚遇するチーム事情への不満から退団を希望しているという。

同メディアは、アルバレスの移籍金について「市場価値は９０００万ユーロ（約１５５億円）と推定されており、アルゼンチン人選手は移籍市場で最も切望されるターゲットの一人とみられている」と指摘した。

アルゼンチンの至宝はプレミアリーグの絶対王者を去るのか。今夏の移籍市場で目玉となりそうだ。