【広島】森浦大輔 左腕なのに右キラー…会沢が証言する〝魔球〟の威力「打者が2回振れるぐらい」
東スポWEB / 2024年7月15日 6時17分
球宴までラスト6試合の広島で〝魔球〟の使い手が、リリーフ陣のキーマンとなりそうだ。
鯉の救援陣は12球団ナンバーワンの防御率1・93を誇り好調だが、現在チーム最多の38試合登板の中継ぎエース・島内が抹消中。13日までのヤクルト2連戦では、ハーン、塹江、森浦、黒原らの〝左の4人衆〟が、クローザー・栗林までつなぐ役割をこなしたが、中でも調子をあげているのが4年目の森浦大輔投手(26)だ。7月は9試合中6試合で起用され無失点、今月すでに4ホールドと存在感を高めている。
左の救援陣の中で森浦だけが持つ〝特殊能力〟とも言えるのが、右打者に対しての相性の良さ。投手と打者との対戦では「左対左」「右対右」が打ちにくいとされるセオリーだが、左打者に2割6分5厘の一方、対右は1割8分2厘と得意としている。現在26イニングで26奪三振、そのうち右打者から18個と、狙って三振を奪える〝右殺し〟のサウスポーだ。
これを可能にしているのが、直球とのコンビネーションで繰り出されるチェンジアップ。その威力は、ベテラン捕手・会沢が「ギリギリまで真っすぐに見えた後、打者が2回振れるぐらい(ボールが)止まって見える」と証言するほど。球界にチェンジアップの使い手はあまたいるが「なかなかいない」(会沢)と、往年の杉内(現巨人投手コーチ)のような軌道の〝魔球〟で打者をキリキリまいさせているという。
本人いわく「しっかり腕を振ることだけを考えて投げてます」と話す宝刀は6月1日のソフトバンク戦での3者連続3球三振など、好調時は完全に〝無双〟と化す。
15日からのDeNA戦(横浜)ではオースティン、牧、宮崎ら手ごわい右の強打者が数多く並ぶ可能性が高く、さらにフル回転が期待されそうだ。
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