スペイン凱旋！推定１０万人が集結 ＭＶＰのロドリに「バロンドール」の大合唱

大観衆が集まった（ロイター）

欧州選手権で史上最多４度目の優勝を果たしたスペインが１５日、母国に凱旋した。スペインは１次リーグから無傷の７連勝。初制覇を狙うイングランドとの決勝では日本代表ＭＦ久保建英の同僚ＦＷミケル・オヤルサバル（レアル・ソシエダード）が決勝弾を決めて２―１で勝利した。

そんな〝無敵艦隊〟は帰国後、国王のフェリペ６世らに優勝を報告。スペイン紙「アス」など各メディアによると、国王は「私たちに与えてくれたものに感謝します」とイレブンの奮闘をねぎらったという。その後はチームは２階建てバスに乗り込み、マドリード市内をパレード。推定１０万人以上の国民が出迎える中、キャプテンを務めたＦＷアルバロ・モラタ（アトレチコ・マドリード）は何度もトロフィーを掲げた。

特設ステージが設置されたシベレス広場では祝賀イベントが行われ、大会の最優秀若手選手に選出されたＦＷラミン・ヤマル（バルセロナ）が自身の名前がコールされる中、ダンスで歓声に応えた。さらに最優秀選手（ＭＶＰ）となったＭＦロドリ（マンチェスター・シティー）が紹介されるとチームメートから「バロンドール」の大合唱が沸き起こったという。