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「出たい」大谷翔平がロス五輪へ出場明言 個人より野球の未来を考えるブレない姿勢

東スポWEB / 2024年7月16日 11時49分

球宴初出場の今永(左)の話に耳を傾ける大谷(ロイター)

【テキサス州アーリントン15日(日本時間16日)発】ドジャースの大谷翔平投手(30)は16日(同17日)にアーリントンで行われるオールスター戦にナ・リーグの「2番・DH」で先発出場することが発表された。初本塁打や初のMVPが期待される中、恒例の前日会見でも堂々の主役。30人以上の日米メディアが殺到する中、約30分間質問に答え、ホームランダービーを辞退した理由を説明し、来年以降の出場可能性に言及。2028年に行われるロサンゼルス五輪への出場意欲を口にした。

まさにカオスだった。大谷の会見ブース目指して報道陣が猛ダッシュ。FOXスポーツMLBの公式X(旧ツイッター)は報道陣が走る動画に「ワイルド」と苦笑の絵文字を添え、「リポーターらが全力疾走、大谷に最初に話を聞くために」と速報。30人以上が殺到した状況に米スポーツ専門局ESPNのオールデン・ゴンザレス記者は自身のXに「いつも驚かされる」と投稿した。

もちろん、ライバルも注目している。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)は「彼のホームランを毎日見たいね。野球にとってこのスポーツにとっていいこと。世界中の人が彼に注目している」と絶賛。ヤンキースのフアン・ソト外野手(25)は「誰と最もチームメートになりたいか」との質問に「大谷はベストな選手の一人」と語った。

会見では約30分にわたり、質問に答えた。オールスター戦の4年連続出場は日本選手ではイチロー以来、2人目の快挙だ。「何回来てもこういう雰囲気っていうのは素晴らしい。自分にとっても素晴らしいし、球界にとっても素晴らしいことだなと思うので、何回来てもやっぱりこう、また来たいなって思える場所かなと思います」と語った。

2021年以来の出場が期待されたホームランダービーを辞退したことについては「今年ちょっと特別だったので、まだそんなに、そのシーズン中のケージワークの本数もまだ制限をしてるので、あまりこうハードワークすぎるなっていうのがちょっと懸念点であって辞退した」と説明。「今後もちろん投手として復帰した先に、今年は出れそうだなっていうのがあれば出たいなっていう気持ちはあります」と将来的に出場する可能性ありとした。

28年に本拠地ロサンゼルスで行われる五輪では野球が2大会ぶりに復活。メジャーリーガーの出場が期待されている。「出たい気持ちはもちろんありますね。国際大会はもちろん特別だと思いますし、オリンピックは特別だと思うので。特にオリンピックは他の、普段やって見ない人たちも見る機会は当然増えてくるので、そういう意味では野球界にとってももちろん大事なことかなと思うので、個人的にも出てみたいなっていう気持ちはもちろんあります」と意欲を口にした。

MLBのマンフレッド・コミッショナーは2月27日に「カレンダーを見ると(五輪は)通常ならオールスター戦が行われる時期にかなり近いのでかなり複雑だと思う」と否定的な見解を示しているが、今やメジャーの看板となった大谷の言葉だけに判断に影響する可能性もある。

前半戦をリーグ2位の打率3割1分6厘、同1位の29本塁打、同3位の69打点、同3位の23盗塁で終え、3冠王、史上6人目の「40―40」が視野に入るが「具体的に何のタイトルがちょっと近いかよく僕は分かってない」とその意識はない。オールスター戦初本塁打、初MVP獲得で偉業に弾みをつけたいところ。本番も主役だ。

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