松木玖生に逆風 移籍有力トルコ１部のサポーター反発「踏み台にされるクラブではない」

松木玖生

Ｊ１ＦＣ東京から初の海外挑戦となるＭＦ松木玖生（２１）に、逆風が吹き始めている。

松木は１３日の新潟戦を最後に、海外移籍を前提としてチームから離脱。新たな挑戦を前に松木は「これからは自分との戦い。自分の力がどこまで通用するかわからない。とにかく貪欲にやっていきたい」と意気込んでいた。イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに加入し、今夏開幕の新シーズンはトルコ１部のギョズテペに期限付きで移籍することが有力視されている。

そんな中、ギョズテペのサポーター団体が、インスタグラムで声明を発表。「ギョズテペは、イングランドで労働許可証を取得できない選手が、経験を積むために１年間プレーするような踏み台にされるクラブではない」と主張した。ＦＣ東京では主力として実績を残してきたとはいえ、現地では実力に関して懐疑的な見方をされているというわけだ。

まだ正式発表前だけに、トルコ行きが決まったわけではないが、そのときは自らの力で低評価を覆したいところだ。