1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 格闘技

井上尚弥 9・3ドヘニー戦へ増量対策「触れさせない」Sバンタム級は「あと2年」

東スポWEB / 2024年7月16日 16時41分

記者会見を行った井上尚弥

ボクシングの大橋ジムは16日、都内で会見を開き、9月3日に東京・有明アリーナでスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)がWBO同級2位TJ・ドヘニー(37=アイルランド)と4団体王座防衛戦、WBO世界バンタム級王者の武居由樹(28=大橋)が同級1位の比嘉大吾(28=志成)と初防衛戦を行うことを発表した。

井上は5月に東京ドームで行われた前戦でルイス・ネリ(メキシコ)にKO勝ちした後、IBF・WBO同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)と対戦を誓い合ったが、グッドマンが今月10日に試合を行ったため消滅。さらにWBAからは同級1位ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と9月25日までに指名試合を行うよう指令が出されていたが、早くから対戦相手候補に上がっていたドヘニーがランキング1位の2人に先んじて挑戦することなった。

ドヘニーは元IBF世界スーパーバンタム級王者のサウスポー。5月に行われた井上の前戦で井上の相手ルイス・ネリ(メキシコ)のリザーバーにラインナップされ、ブリル・バヨゴス(フィリピン)に勝利。過去に日本人に3勝している。

だが、ドヘニーはグッドマンに敗れているなど、海外では井上の相手としては物足りないとの批判的な声も出ている。この声に井上は「この試合を終えて引退するわけでも、階級を上げるわけでもないので、楽しみに待っていてくれと。あと2年ぐらいこの階級でやることを考えているので、その中で今回がドヘニーだったということ」と反論し、転級が再来年降になることを明言した。

毎回のように東京ドーム級のビッグマッチを行うのは「不可能」と認識。「勝って次グッドマンなのかアフマダリエフなのか。仮に次アフマダリエフを撃破したとして、次誰とやるのか。そこも難しい。そういう状況だからと言って、体が出来上がっていないのに階級を上げるという選択肢はない」とマッチメークに影響されての転級を否定した。

ドヘニーは前日計量から大きく増量して試合に臨むことで知られていることには、「どれだけ体重を増やそうが、フィジカル勝負をしてこようが、スピード勝負で触れさせなければ問題ない。技術の差を見せて完封しようと思う」と余裕のコメント。 東京ドームでの試合が「ボクサー人生の大きな経験になった」といい、「その一戦を超えるようなパフォーマンスをしなければいけないと思っている」と義務付けた。

また、期限内にアフマダリエフ戦を行えないことでWBA王座剥奪も危惧されたが、所属ジムの大橋秀行会長は剥奪されない見通しを語った。モンスターへの批判の声は拳で黙らせる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください