1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 格闘技

井上尚弥のドヘニー戦「5、6R目ぐらいに左フックで終わる」 元世界王者が完勝予想

東スポWEB / 2024年7月17日 5時22分

完勝を誓った井上尚弥

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が、WBO同級2位TJ・ドヘニー(37=アイルランド)と9月3日に東京・有明アリーナで防衛戦を行うことが、16日に発表された。世界中が注目する王者の戦いについて、元世界王者が徹底分析。両者の特徴を踏まえた上で、試合中盤での井上完勝の瞬間を詳細に予想した。

ドヘニーは2018年に元IBF王者の岩佐亮佑に判定勝ちし、世界ベルトを初戴冠。今年5月の井上対ルイス・ネリ(メキシコ)戦のリザーバーとして招かれ、ブリル・バヨゴス(フィリピン)に4ラウンド(R)TKO勝ちを収めている。

過去に日本人に3勝していることから、日本人キラーと称される一方で、井上の圧倒的有利との声も上がる。専門家は試合をどう見るのか。元WBO世界ミニマム級王者の福原辰弥氏(35)が取材に応じ、サウスポーのドヘニーのファイトスタイルについて「日本でも試合をしていて、一発で倒している。この一発は怖いと思うけど、ネリみたいにガンガン攻めていくタイプでもない。ベテランというか焦らずに(相手のパンチを)見ながらかわして、カウンターも打つ。ガチガチのファイターみたいな体形だけど、荒々しいボクシングではない」と分析した。

〝モンスター〟はスーパーバンタム級に転向後、2団体統一王者だったスティーブン・フルトン(米国)とマーロン・タパレス(フィリピン)を撃破。ネリには3度のダウンを奪って完勝するなど、いずれもKOで倒してきた。

だからこそ福原氏は「井上の方がドヘニーよりも、スピード面とか全体的に確実に上。今回もKO勝ちは必須だと思う」と指摘。「ドヘニーは別に逃げるようなタイプでもないし、(井上との)距離感的に割とかみ合うと思う。ドヘニーも一発踏み込んできて怖い部分はあるけど、そこだけ注意しておけば問題ないと思う」と挑戦者の実力を見極めた。

その上で勝敗について「ドヘニーがどれだけ打たれ強いかで、(決着がつく)ラウンドは変わってくるけど、5、6R目ぐらいに井上の左フックで終わるのでは。ドヘニーの右手のガードが下がることがあるので、そこで井上の左フックが当たりそう。サウスポーなので(井上の)右ストレートもバンバン当たると思うけど、最終的にはそんな感じで倒しそう」と井上勝利で試合終了のゴングが鳴る場面を予想した。

会見で〝モンスター〟は「一発も触れさせない気持ちで自分のボクシングを展開したい」と完勝を誓った。福原氏は「本当にそういう展開になると思う。圧勝という予想がめちゃくちゃ多いけど、井上は試合内容で見せてくれると思う。圧勝なら圧勝なりの触れさせないで勝つとか。『やっぱり井上尚弥は強いな』という試合をしてくれると思う」と完勝に期待を寄せた。

元世界王者の目からも、井上勝利は堅いようだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください