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【ソフトバンク】DH占拠の2年目・吉田賢吾に大物の予感 愛あるイジリにロッカー爆笑

東スポWEB / 2024年7月17日 6時2分

プロ初のお立ち台に呼ばれたソフトバンク・吉田賢吾

パ・リーグ首位のソフトバンクは16日の2位ロッテ戦(みずほペイペイ)に4―1の快勝で、連敗を3で止めた。不動の4番・山川が決勝打となる先制の2点適時二塁打を放ち、投げては先発の柱・有原が7回1失点の力投でリーグトップの9勝目をマーク。投打がかみ合って、今季ワーストの4連敗を阻止した。

鷹にまた一人、新星が現れた。「2番・DH」で先発出場し、2安打1打点と躍動した2022年ドラフト6位入団の吉田賢吾捕手(23)だ。試合後、小久保監督が「今日のポイントは吉田」と即答し、目を細めたほど。

安打はいずれも難敵左腕・メルセデスの内角球をうまくさばいて広角に打ち返した。普段の打撃練習の最初のルーティンでベース寄りに立ち、内角打ちの感覚を磨いてきた成果が出たような打席だった。6回には貴重な4点目を叩き出す左犠飛。プロ初の複数安打に続く、うれしい初打点となった。

お立ち台では感性の良さと機転の利いたコメントで沸かせた。「DHということで山川さん、近藤さんが9回まで守っている中、今年24歳の若手でDH打たせてもらっているので死に物狂いで日々やってます」。17日も相手先発は左腕でスタメン出場は確実。連日の〝DH占拠〟が確定的なだけに、試合後の選手ロッカーでは先輩たちの愛あるイジリにペコッと頭を下げる姿がナインの大爆笑を誘い、好ムードを演出した。

プロ1年目、当時の小久保二軍監督に「俺もそうやったけど、お前には打撃がある。どんなに守りでミスしても、打撃で取り返せ」と背中を押され、バットで未来を切り開くと決心した。昨秋に王会長から赤ペンでメッセージを書き込まれた「自己分析シート」は折り曲がらないよう透明ファイルに入れて、常に野球バッグに入れて持ち歩く律義な男だ。

頭の回転が速く、23歳とは思えない落ち着きと貫禄がある。プロの世界で一旗揚げそうな個性が期待値を押し上げる。

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