【スターダム】渡辺桃 ゴッデス王者の朱里＆小波に揺さぶり「ほら、そういうところでほころび」

朱里(中)＆小波(左)のゴッデス王者コンビを挑発した渡辺桃

女子プロレス「スターダム」の極悪ユニット「大江戸隊」渡辺桃（２４）が、ゴッデス王者の朱里（３５）、小波（２８）組に揺さぶりをかけた。

２３日の後楽園大会では渡辺＆テクラが、王者組に挑戦する。１６日に都内で行われた調印式にはテクラを除く３選手が出席。テクラはスタッフへの暴行行為と素行不良により、３大会の出場停止とその間の選手給の減額処分が科されていた。

出場停止期間は１４日の滋賀大会までだったが、この日の調印式を欠席したテクラは、米国で撮影したと思われるビデオメッセージを会見場に送りつけてきた。その中で、今回の処分を決めた団体と岡田太郎社長、そして対戦相手のゴッズアイに向けて中指を立てて「くたばれ」と暴言を吐いた上で、「ニューヨークストリートで私を捕まえてベイビー」と挑発的な言葉を残した。

しかも渡辺も、前日のセンダイガールズ後楽園大会ではＤＡＳＨ・チサコにハードコアマッチで敗れたばかり。「血は出るし、ボロボロだし、負けるしよう。こっちだってフラストレーションがまっている。だから２３日は私たち２人、大爆発しちゃうから。そこんとこよろしく～」とかったるそうに口にしつつ、「そのゴッデスのベルト取った時のタイトルマッチを見てたけど、何かねえ～ほころび？ 見つけちゃったから。私たちがそのほころびからガッと引き裂いて、そのゴッデスのベルトを取るから」と不敵に予告した。

一方の王者組は、朱里が小波との絆を強調。だが、小波が「もし大江戸隊が凶器を使うなら、私は凶器を使ってでも防衛します」と口にした時だ。パートナーからの意外な言葉に、朱里は動揺。すぐに「凶器は使わないでほしい。正々堂々やっていきたい」と忠告する場面もあった。

そんな２人の様子をニヤニヤしながら見ていた渡辺は「大丈夫？ ほら、そういうところでほころび」と指摘。何だかうれしそうだ。

小波は「もちろん最初から（凶器を）使うつもはないけど、大江戸隊が何をするかわからないので…」と弁明したが、朱里は最後までけげんな表情を浮かべていた。