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【日本ハム】新庄監督 守乱内野陣に〝圧〟かける好判断「緊張感を持たせました」

東スポWEB / 2024年7月17日 6時4分

日本ハム・新庄監督がとった行動は…

やはり初心こそが再浮上への特効薬か――。日本ハムの新庄剛志監督(52)が「試合前ルーティン」を変更したことが関係者の間で話題となっている。

これまで新庄監督は二軍戦をテレビ観戦するため、本拠地ゲームが午後6時開始であれば、同3時過ぎにグラウンド入り。練習中は主に遊撃後方から、林ヘッドコーチらと全体練習を見守るのが通例だ。ところが、16日の楽天戦(エスコン)前は通常より30分以上も早い時間にグラウンドに登場。すぐにマウンド後方に移動すると、30分以上にわたって〝仁王立ち〟した。

これまでとは明らかに違う指揮官の動き。前日15日の同戦では守乱が16失点大敗の要因となったため、チーム周辺ではこの動きを「原点回帰」とみる向きが広がった。

シーズン序盤はチーム全体で守備意識を徹底。極力ミスをなくし、1点差ゲームを着実にものにして貯金を積み上げた。だが、ナインに疲れが見え始めてきた6月以降はミスが激増。いつの間にか失策数はリーグワーストとなる48個のロッテに次ぐ46個にまで膨れ上がっている。この現状を打破するためには、ナインへ守備の意識を再徹底させるしかない。新庄監督が試合前から内野の真ん中を陣取ったのは、そうした思いが見え隠れする。

この日は延長10回に5―4でサヨナラ勝ちを収め、再び勝率5割に復帰するとともにパ3位タイに浮上した。ただ、前夜に続いて遊撃手・上川畑がゴロを捕球し損ねて失策。失点にはつながらなかったが、守備にほころびがある限り大型連勝はたぐり寄せられない。

新庄監督自身は普段とは異なった試合前の動きについて、スタメンを決めることを主眼としつつも内野陣への引き締める狙いにも「緊張感を持たせました」とニヤリ。新庄野球の原点は「守り勝つ野球」だ。まだ完璧ではないものの、指揮官の変化をくみ取りチームは原点回帰で再浮上できるか。

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