蓮舫批判の朝日新聞記者が炎上→謝罪 野田佳彦元首相の〝落選分析〟にも支持者は辟易
東スポWEB / 2024年7月17日 6時5分
東京都知事選後も立憲民主党を離党して出馬し3位で落選となった蓮舫前参院議員を巡って、騒動は続いている。相次ぐバッシングに対して蓮舫氏や支持者が反論している。今度は朝日新聞記者がX(旧ツイッター)で批判し、炎上している。
朝日新聞記者は15日にXで蓮舫氏の投稿を引用。蓮舫氏は連合の芳野友子会長が蓮舫氏の敗因について共産党が前面に出たことで票が逃げたと分析したという記事について、「現職に挑戦した私の敗因を、現職を支持した貴女が評論ですか」と不快感を示していた。
これに朝日新聞記者は「ザ蓮舫さん、という感じですね。支持してもしなくても評論するのは自由でしょう、しかも共産べったりなんて事実じゃん」と指摘。さらに、組合の衰退にも言及していた蓮舫氏に「自分を支持しない、批判したから衰退しているって、自分中心主義か本当に恐ろしい」と批判し、炎上状態となった。
蓮舫氏の支持者たちはこの投稿に激怒。前川喜平・元文科省事務次官が「この記者ひどい。こんな記者の書く記事など金輪際読みたくない」と投稿したように、「デジタル契約してたけど解約する決意できた」「購読を止めます」「産経へ行け」と批判が寄せられた。この記者は16日になって「不適切な表現」があったとして謝罪している。
また、蓮舫氏の支持者の怒りを買っている人物がほかにもいる。野田佳彦元首相だ。野田氏は「アベマタイムズ」に出演し、「蓮舫さんは相手を厳しく追及する、勝ち気な女性のイメージがある」「残念ながらこの20年間でできてしまったイメージを払拭できなかった」と都知事選を振り返っていた。これに「野田が応援したのがマイナスだった可能性は考えてないんだろうな」「こんなこと言ってるからダメなんじゃないの」「立憲の幹部がマイクを握ったからだよ」と支持者らがあきれているのだ。
蓮舫氏へのバッシングを巡っては、これまでにも東国原英夫氏、デーブ・スペクター氏、上沼恵美子らが蓮舫氏に批判的な言動をし、蓮舫氏がXで反論していた。
このように、いろんな人が蓮舫氏の敗因について分析をしているが、当選した小池百合子都知事との違いという点ではタスキの有無を指摘する人もいる。
政界関係者は「蓮舫氏は選挙中にタスキをしない人でした。一方で小池氏も以前はしていなかったそうですが、2009年の政権交代選挙で小選挙区で敗北したことをきっかけにタスキをするようになったといいます。貪欲に名前を知ってもらう執念がタスキの有無に表れていたのではないでしょうか」と話した。
蓮舫氏は国政復帰を今は考えていないというが、また選挙に出るときはタスキの有無に注目だ。
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