櫻井翔がＴＢＳ連ドラで首相候補のハマり役 永田町から「もったいない」の声

櫻井翔

女優の水川あさみが主演するＴＢＳ系ドラマ「笑うマトリョーシカ」（金曜午後１０時）で、政治家役で出演する嵐の櫻井翔（４２）が永田町かいわいで注目されている。

同作は、水川演じる新聞記者が、櫻井演じる若き人気政治家と玉山鉄二演じる有能な秘書を取り巻く闇を追う政治サスペンスだ。

櫻井は将来、首相候補としても嘱望される役柄で、これがハマり役と評価されている。芸能関係者は「物語上では秘書の指示のもとで演説をする政治家で操り人形的な存在に映りますが、その操られ方や垣間見せる本性をうまく表現していると評判です」と話す。

櫻井は日本テレビ系で昨年１月期の「大病院占拠」、今年１月期の「新空港占拠」で主演した。ドラマそのものは一定の評価をされたが、演技はＳＮＳでイジられた。それが「笑う――」での演技で見直された形だ。

永田町もザワついており、関心を寄せている。櫻井は日テレ系「ｎｅｗｓ ｚｅｒｏ」でキャスターとして活躍しており、政治家への転身は幾度となく取りざたされてきた。

永田町関係者は「櫻井さんが政界に打って出る気はないでしょうが、永田町かいわいでは常に注目されている一人です。ドラマでの演説の仕方や振る舞いを見て『やはり政治家に向いている』『もったいない』という声が上がっています」とうなずく。

櫻井にとっては転機の作品になりそうだ。