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大谷翔平の出場は…28年ロス五輪「協議の余地ある」MLBコミッショナーが軟化

東スポWEB / 2024年7月17日 11時56分

オールスター戦でホームランを放った大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)

MLBのマンフレッド・コミッショナーは16日(日本時間17日)にオールスター戦の舞台であるアーリントンで、野球が2大会ぶりに実施される2028年ロサンゼルス五輪へのメジャーリーガー派遣について「協議の余地はある」と可能性を示した。2月27日に「カレンダーを見ると(五輪は)通常ならオールスター戦が行われる時期にかなり近いのでかなり複雑だと思う」と難色を示していたが、軟化した。

MLB選手会のクラーク専務理事は「28年に限らず、国際大会に出場を希望する選手にはその機会を与えてほしい」と要望した。クラーク氏によれば「これまで選手から得たフィードバックは、機会があれば参加したいという意見が多かった」という。

同五輪については、ドジャースの大谷翔平投手(30)が15日(同16日)に「出たい気持ちはもちろんありますね。国際大会はもちろん特別だと思いますし、オリンピックも特別だと思う。特にオリンピックは普段野球を見ない人たちも見る機会は当然増えてくる。野球界にとっても大事なこと」と出場に意欲を示した。

以前から五輪出場を熱望しているナ・リーグMVPを2度受賞しているフィリーズのハーパーは「(大谷の発言は)後押しになる」と歓迎。ヤンキースのジャッジも「五輪に米国代表で出場することは夢だった。野球の復活はMLBにとってもいいこと」と賛同している。メジャーリーガーに閉ざされていた扉は開くのか。

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