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岸博幸氏 石丸伸二氏バッシングに苦言「ジジイの役割は若者を応援すること」

東スポWEB / 2024年7月17日 13時36分

岸博幸氏

元経産省官僚で慶応大学院教授の岸博幸氏(61)がX(旧ツイッター)を更新。東京都知事選で2位となった石丸伸二氏が批判の対象となっていることを疑問視した。

石丸氏は14日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」にゲスト出演。前明石市長の泉房穂氏、舛添要一氏、竹田恒泰氏、田嶋陽子氏らパネリストと論戦を繰り広げた。少子化問題や子育て支援などをテーマに、特に泉氏とは激しい論戦となった。

都知事選では街頭演説では特に具体的な政策を話さず、徹底してネット上で自身の政策を訴える手法について「選挙運動に大きな革新を作りだした」と評価している岸氏は、この番組内容を紹介した記事を引用した上で「今更だけど、これって年かさの人、旧来の政治のやり方(訴える政策の具体的な内容が一番大事とか)に拘る人による、新しいやり方を始めた若者いじめじゃん。番組の全体を見てない(見れない)ので正確ではないかもしれないけど」と指摘。

続けて「一定数の有権者は今も政策の内容を重視するだろうけど、多くの有権者、特に無党派層の若者はネットとスマホの影響で小難しい政策の内容に興味ない。分かりやすい内容で目指すべき姿を示した方が共感してくれる。そういう有権者の質的な変化を無視して昔型の批判ばかりって見苦しい」と石丸氏の手法を評価しない側に問題があるとの見方を示した。

さらに「政治家の仕事は目指すべき方向性を示して有権者を説得すること。政策の細かい内容は信頼する専門家を集めて作れば良い。小泉総理が郵政民営化を掲げたけど、その中身を作ったのは竹中平蔵で、小泉総理は国民の説得をやった」と小泉政権を例にあげて、専門家が批判する“具体策がない”という点についても問題がないとしている。

また「政治家は選挙で負けたらお終いだから、石丸氏が産み出した選挙活動のイノベーションから学ぶと思うけど、評論家とかマスメディア政治部などの”政治関係者”ほど自分達が慣れ親しんだ昔のやり方に拘って若者の新しい取り組みを否定して潰す。ビジネスの世界も同じ」と石丸批判は、まさに新しいスタイルを否定するものだと指摘した。

その上で「メディアが率先して、年かさの人が寄ってたかって若者の新しい取り組みをdiscourageするのはいい加減止めて、逆にencourageするようにしないと、日本は本当にダメになる。だからマスメディアは若者から見放される。自分がジジイの歳になって思うけど、ジジイの役割は若者を応援すること」と訴えかけた。

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