【立川競輪・関東カップ】斎藤登志信が思い出の地で通算500勝達成「佐藤慎太郎より先に達成したのが自慢」
東スポWEB / 2024年7月17日 15時50分
立川競輪FⅠ「関東カップ」は17日に2日目を開催。その6Rで斎藤登志信(51=宮城)が1着となり、通算500勝を達成した。1994年の表彰関連規定改正以降は58人目(男子では54人目)の記録。斎藤は前回宇都宮の最終日(5日)に499勝目を挙げ、大台に王手をかけていた。
1997年8月8日に前橋でデビューし、その節で完全Vを果たしてから27年弱。現在は25年以上1回も降級することなくS級で戦い続け、白星を積み重ねてきた。
この日のレースを終えた後は「板垣(昴)と後ろを固めてくれた同い年の紺野(哲也)のおかげ」と前後の選手への感謝を述べ「できれば1班で決めたかったけど、S級にいるうちに決められてよかった」と実感を込めた。
立川競輪場は法政大学時代から慣れ親しんだ地で、2004年には競輪グランプリに乗るなど縁があっただけに「思い出のあるここで決められたのは大きい」と言う。さらに「思い出の1勝」を問われると「いろいろあったけど」と切り出し、2000年5月の宇都宮記念(後節)決勝を挙げた。「鐘前から小嶋敬二さんと突っ張り合って2人だけのレースになってね。結果は小嶋さんの優勝だったんだけど」。負けた悔しさが真っ先に浮かんだのも斎藤らしさだろう。
長くS級で戦い続けられた原動力は「タイトルホルダーをつぶす」という負けん気だった。井上茂徳氏や吉岡稔真氏といったレジェンドに立ち向かうために歯を食いしばり、研さんを積んだことが50歳を過ぎた現在にもつながっている。
記念撮影を求められると、周囲を見渡してから「ここがいいな」と選んだのは佐藤慎太郎が優勝した2019年KEIRINグランプリの記念パネルの前。「慎太郎(通算480勝※17日現在)より先に達成できたことが自慢かな」。その瞬間だけ勝負師の目が三日月になった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【小松島競輪・GⅢ阿波おどり杯争覇戦】新田祐大「だいぶ昔に走った時は暑かった印象」
東スポWEB / 2024年7月3日 16時12分
-
【取手競輪・GⅢ水戸黄門賞】レインボーカップは佐藤壮志が制す
東スポWEB / 2024年6月30日 16時58分
-
【取手競輪・GⅢ水戸黄門賞】GⅠ高松宮記念杯で落車の平原康多 佐世保ミッドGⅢに「体を慣らしていく」
東スポWEB / 2024年6月27日 16時31分
-
【久留米競輪・中野カップレース】菅田壱道「相性はいいですね。そういう風に導かれれば」
東スポWEB / 2024年6月24日 18時59分
-
【太田理恵の競輪〝エレガント〟分析】パールカップ決勝後のシーンに感動しました
東スポWEB / 2024年6月21日 14時5分
ランキング
-
1大谷翔平 球宴8打席目で初アーチ 主役の豪快な先制3ランにファン総立ち 日本選手初の柵越え弾
スポニチアネックス / 2024年7月17日 9時56分
-
2「面識のない女性を3対1で…」性的暴行で逮捕・佐野海舟容疑者「社会を知らない」と危惧していた父…直前に「プライベートも楽しむ」“意味深”投稿
NEWSポストセブン / 2024年7月17日 19時23分
-
3真美子夫人の気遣いが「日本人らしい」 大谷と夫婦揃って球宴、話題になったさりげない行動とは
THE ANSWER / 2024年7月17日 8時4分
-
4大谷翔平の“球宴初アーチ”に今永昇太も口あんぐり 確信弾に同僚すら驚愕
Full-Count / 2024年7月17日 10時15分
-
5スター軍団でも大谷翔平“大人気”「全員が彼のもとへ」 怪物が明かす球宴の裏側
Full-Count / 2024年7月17日 15時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)